糖尿病薬「ジャディアンス」の”心不全”への効果と注意点はご存じですか?医師が解説!

糖尿病薬「ジャディアンス」の”心不全”への効果と注意点はご存じですか?医師が解説!

ジャディアンスを続けるためのポイント

ジャディアンスを続けるためのポイント
心不全治療は、症状が落ち着いていても薬を続けることが重要です。一方で、体調が悪いときには一時的な休薬が必要になる場合もあります。ここでは、ジャディアンスを続けるためのポイントを解説します。

自己判断で中止しない大切さ

心不全では、息切れやむくみが改善すると、薬をやめてもよいと感じることがあります。しかし、自己判断で中止すると心不全が悪化し、再入院につながることがあります。
ジャディアンスは、息苦しい時だけに使う薬ではなく、心不全の悪化を防ぐために継続する薬です。症状がないときも、医師の指示どおりに服用することが大切です。

体調が悪いときの対応(シックデイ)

発熱、下痢、嘔吐、食事がとれない、脱水が疑われるシックデイでは、脱水やケトアシドーシスのリスクが高まることがあります。
体調が悪いときにジャディアンスを続けてよいかは、医師の指示に従います。事前に、どのようなときに休薬するのか、いつ受診するのかを確認しておきましょう。

ジャディアンスについてよくある質問

ここまでジャディアンスと心不全の関係などを紹介しました。ここではジャディアンスについてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

糖尿病でなくても心不全で使うことがありますか?

居倉 宏樹医師

はい。糖尿病がなくても、慢性心不全の治療として使われることがあります。
心不全でのジャディアンスは、血糖を下げることだけが目的ではありません。心不全の悪化や入院を防ぐ目的で、標準的な心不全治療に追加して使われることがあります。
ただし、腎機能、脱水のリスク、血圧、併用薬などを確認したうえで判断されます。

ほかの心不全の薬と一緒に使いますか?

居倉 宏樹医師

はい。ジャディアンスは、ほかの心不全治療薬と一緒に使われることが多い薬です。
心不全は、β遮断薬、ARNI、ACE阻害薬、ARB、ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬、SGLT2阻害薬、利尿薬などを、病状に応じて組み合わせます。ジャディアンスは、そのなかの一つとして使用されることがあります。
配信元: Medical DOC

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