恐怖、絶望、諦め、そして嫌悪──。
大阪地検特捜部の先輩検事から違法な捜査を強要されたという元検事。その手記には、検察組織に対する思いが、やがて絶望へと移り変わっていく過程が克明につづられていた。(弁護士ドットコムニュース・一宮俊介)
●公益性が高いと判断、全文を掲載
大阪地検のトップだった北川健太郎・元検事正から性被害を受けたと訴えている女性検事が8月3日、東京都内で記者会見を開き、別の元検事から被害の相談を受けていたことを明らかにした。
女性検事は、この元検事から託されたという計14ページの手記を報道機関に公表した。
手記には、当事者にしか語り得ない具体的な描写に加え、検察で冤罪やハラスメントが生み出され続ける背景の一端もうかがえる内容が記されている。
弁護士ドットコムニュースは、こうした問題を広く伝える公益性は極めて高いと判断し、手記の全文を掲載する。
注)●は、元検事の特定を避けるため、女性検事がマスキングした部分です。編集部の判断で、登場する職員の名前は■で伏せています。
●手記 2026年7月24日●●●●


