「節約」と「貯金」の一辺倒は危険信号!
物価が上がり続ける今、多くの真面目な女性たちが、不安をかき消すために真っ先にとる行動があります。それは、さらなる「徹底的な節約」と「貯金」です。
「入ってくるお金が増えないなら、出るお金を減らして、残りを銀行へ」。そう考えて、スーパーをハシゴし、電気代を気に病み、余ったお金をすべて銀行の普通預金に入れる。通帳の数字が少しでも増えれば、「私は未来を守っている」という安心感が得られる気がするからです。
昭和の時代は、それで大丈夫だったのですが、いまだにその「銀行神話」から抜け出せない人々が多いのも事実です。
しかし、あえて厳しいことを言わせてください。その「銀行に預けておけば安心」という思考停止こそが、あなたの老後を確実に追い詰める最大の「失敗」になる可能性があります。
なぜなら、インフレの時代において、銀行に眠らせている現金は、「何もしていないのに、勝手に価値が下がっていく」からです。
銀行に眠らせた現金はなぜ目減りするのか
わかりやすく説明しましょう。たとえば、あなたが汗水垂らして貯めた「100万円」が銀行にあるとします。今の日本の金利では、銀行に預けてもお金は増えません。10年後も通帳の数字は、微々たる利息がつく程度で、ほぼ「100万円」のままでしょう。
しかし、その間に物価が上がり続けたらどうなるでしょうか? 今100万円で買えている車や介護サービスが、10年後には120万円や130万円出さないと手に入らなくなっているかもしれません。つまり、通帳の数字(額面)は守れていても、そのお金で買えるもの(実質的な価値)は、あなたが寝ている間に目減りしているのです。
一生懸命節約して守ったはずの虎の子の資産が、ただ銀行に置いておくだけで、空気のように蒸発してしまう。これが、「貯金一辺倒」の恐ろしいリスクです。

