風、薫る【8/5第93回】帰京せず!直美(上坂樹里)助っ人参戦、りん(見上愛)と久々タッグも赤痢の猛威止まらず

風、薫る【8/5第93回】帰京せず!直美(上坂樹里)助っ人参戦、りん(見上愛)と久々タッグも赤痢の猛威止まらず

「風、薫る」第92回(8月4日放送)振り返り

新潟のある村で赤痢が発生し、りんが看護の現場へ戻る決意をした。しかし、現場で待っていたのは病気との戦いだけではなく、医療への不信、感染者への偏見、そして限られた人員で多くの患者を救わなければならない厳しい現実。第91回では、これまで「人の命に触れることが怖い」と語っていたりんが、その恐怖と向き合いながら、看護婦として本来持っていた力を取り戻していく姿が描かれた。

【以下、ネタバレ】

りんと黒川たちがアサを大八車で運び出すと、村人たちから「おめぇら医者が毒まいてんじゃねんだか」などの罵声が浴びせられた。黒川は「まだそんなウワサが…」と言葉を失う。村長の本間忠良(大高洋夫)は医者を信用しておらず、「村のことは村でやるて」と言い、鍬を持ってきたりんたちに「どうせ墓穴掘るんだろげ」と吐き捨てる。りんは「これはみんなが生きるための鍬ですよ。みんなが毎日使う一番大事な穴を掘るんです」と説明し、「お手洗いの穴」と続けた。村人たちはりんたちを追い出すように石を投げつけた。

避病院は不潔で薄暗く、患者たちが腹を押さえてうめき声を上げていた。締め切った部屋では、村の医者・田島(中野英樹)が25人の患者を診ていた。ほかにも医者はいたが、気づけば自分だけになっていたという。りんは戸を開けながら「まずは換気。そして掃除と消毒を徹底します!」と言う。黒川は「田島先生、一緒にここを病院にしましょう」と力強く呼びかけた。

りんは看病婦5人に具体的な指示を出しながら、患者たちを懸命に看護。そんななか、東京から来たという患者の柳生藤次(中村倫也)が、1 人で廊下に横たわっていた。遺体だと勘違いしたりんに、柳生は「まだ生きてる…」と絞り出すように言葉を発した。ほかの患者たちは、柳生が村に赤痢を持ち込んだと決めつけ、冷たい視線を向けていた。看病婦の染(大浦千佳)は、やってもやっても手が追いつかない現状に恐怖を覚える。りんは「怖くていいんです。怖がらないと伝染してしまう。病室を清潔にするのも、私たちがうつらないためでもあるんです。ちゃんと怖がりながら看護しましょう」と寄り添った。柳生は無表情でそのやり取りを見た。

夜、離れで休憩していた黒川とりんは、水飴を湯に溶かして飲む。りんは再び病室へ戻り、アサの看病を続けた。

看病婦たちは感染対策の知識に乏しく、りんは食器の扱い方などを指示。休みなく働き続けていると、そこへ突然、東京へ戻ったはずの直美が現れた。「直美さん…」。驚くりんを見ながら直美が小さくうなずいた。

直美の登場は、りんにとって大きな支えとなるだけでなく、2人のヒロインが再び同じ看護の現場に立つことを意味する。第91回以降、りんが「怖さを感じない強さ」ではなく、「怖さを受け止めた上で患者に寄り添う強さ」を身につけていく過程が描かれている。赤痢という未知の脅威に立ち向かうなかで、りんと直美がどのように看護の道を切り開いていくのかが第19週「黎明の翼」の大きな見どころだ。

朝ドラ「風、薫る」とは?

大関和と鈴木雅という実在した2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフにした朝ドラ。激動の明治時代、まったく違う境遇に生まれ、それぞれ生きづらさを感じていた2人の女性が、未開の看護の道を切り開いていく姿を描く。「あなたのことはそれほど」「病室で念仏を唱えないでください」「くるり~誰が私と恋をした?~」などの連ドラで知られる吉澤智子さんが脚本を書き、Mrs. GREEN APPLEが主題歌「風と町」を歌う。

配信元: iza!

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