風、薫る【8/7第95回】赤痢終息…直美(上坂樹里)の本音が黒川先生(平埜生成)動かす→りん(見上愛)へ「ある提案」

風、薫る【8/7第95回】赤痢終息…直美(上坂樹里)の本音が黒川先生(平埜生成)動かす→りん(見上愛)へ「ある提案」

「風、薫る」第94回(8月6日放送)振り返り

第94回では、赤痢の集団感染という未曽有の危機がようやく収束へ向かう一方、看護婦の寄り添いが患者や家族に与える力、そして地域が一体となって感染症に立ち向かう姿が描かれた。避病院で患者の回復が相次ぐ一方、重症患者・アサを巡る緊迫した時間が続き、息子の必死の呼びかけが大きな見どころとなった。さらに、「謎の男」柳生が内務省衛生局の調査官だったことも判明。りんや直美、黒川、そして村人たちが積み重ねてきた感染対策の成果が第三者の視点から評価されるなど、物語の大きな節目となった。

【以下、ネタバレ】

アサの入院から1週間が経ち、女性陣に加え、村の男性たちも手伝いに来るようになったが、アサの容体は回復しなかった。やり場のない思いを抱えたりんは、赤痢に恨み節を漏らす。そんななか、アサの病状がさらに悪化してしまう。黒川は、次から次へと患者が運ばれてくる現状に危機感を募らせた。

太助たちは、村長・本間忠良(大高洋夫)に軽症者を受け入れてほしいと頼む。本間の家は広く、本間はかたくなに拒むが、自身の妻にも感染の疑いがあることが分かると、受け入れざるを得なくなり、軽症者は避病院から移ることになった。

直美は、アサを心配して避病院の周りに姿を見せるようになっていた長太郎に声をかけた。長太郎は直美に促され、アサの病室に向かって大声で叫んだ。「おっかー! おら、待ってるからー! おっかー! おっかーの好きなあんこと餅もあるっけ戻ってこいて!」。母を懸命に励ます長太郎の声は辺りに響き、病室のアサや太助の耳にも届く。太助は釜を持つ手を止めて涙をこらえる。アサは涙を流し、看護するりんの手を強く握った。「気をしっかり持って! 家に戻りましょう」。りんはアサを励ました。

1カ月後、軽症患者はいなくなった。そのうちの1人だった柳生はスーツに着替え、退院していった。柳生は直美に「キミ、この辺の者じゃないだろ?」と話しかけ、「私は内務省衛生局の者だ。現地調査に来ていて発症した」と明かした。「このままいけば死亡率を1割に抑えられたことになる。米の収穫への影響も少ないだろう。目覚ましい事例だったと上に報告しておく」。直美は、東京で派出看護の会をやっていると自己紹介した。柳生は「どうりで。俺は運がよかったな…。ただ、患者を怒鳴るのはやめたほうがいい」と笑い、「世話になった」と感謝した。

患者が少なくなった病室で、りんは回復したアサの食事に付き添った。「だいぶ食べられるようになりましたね。黒川先生ももうすぐ退院だって言ってました」。アサはりんに感謝した。

朝ドラ「風、薫る」とは?

大関和と鈴木雅という実在した2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフにした朝ドラ。激動の明治時代、まったく違う境遇に生まれ、それぞれ生きづらさを感じていた2人の女性が、未開の看護の道を切り開いていく姿を描く。「あなたのことはそれほど」「病室で念仏を唱えないでください」「くるり~誰が私と恋をした?~」などの連ドラで知られる吉澤智子さんが脚本を書き、Mrs. GREEN APPLEが主題歌「風と町」を歌う。

配信元: iza!

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