編集部まとめ
インスリン療法にかかる自己負担は、導入初期で月10,000円〜19,000円程度、治療が安定した後はBOT療法で月8,000円〜11,000円程度、強化インスリン療法で月14,000円〜19,000円程度が目安です(いずれも3割負担)。以下に要点をまとめます。
導入初期は指導管理料・導入初期加算・頻回の血糖測定が重なり、月10,000円〜19,000円程度になることが多い
治療が安定すると、BOT療法で月8,000円〜11,000円程度、強化インスリン療法で月14,000円〜19,000円程度が目安
使用中の製剤によってはバイオシミラーへの切り替えや、通院間隔の見直しにより、長期的な負担を抑えられる
高額療養費制度・医療費控除を活用すれば、自己負担をさらに軽減できる
費用面の不安は、医療ソーシャルワーカーへの相談で解決できることが多い
インスリン療法が必要と言われたら、「注射が増えると費用も心配」と不安に思う前に、月々どれくらいかかるのか、使える制度はあるのかを主治医や医療ソーシャルワーカーに早めに確認することが大切です。費用の見通しが立つだけでも、治療は続けやすくなります。自己判断で注射を中断せず、遠慮なく相談してください。
※本記事の情報は2026年7月時点のものです。診療報酬点数・診療報酬改定(2026年6月施行分を含む)・高額療養費制度(2026年8月施行の見直しを含む)等の内容は、所得区分・医療機関・今後の制度改正により変わる場合があります。個別の費用については受診先の医療機関または各種窓口にご確認ください。
参考文献
厚生労働省「令和8年度診療報酬改定の概要【医科全体版】」
厚生労働省「令和8年度診療報酬改定7.外来医療の機能分化・強化等」
厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」
厚生労働省「高額療養費制度の概要(現行:令和8年8月見直し前)」
日本医師会・日本糖尿病対策推進会議編「糖尿病治療のエッセンス」

