●「子どもの数年間を思うと安い金額だ」
判決について、Aさんは「私と子どもの数年間のことを思うと、(損害賠償が認められた額は)正直安い金額だと思う」と受け止める。
交際中、「35歳までに長男の兄弟を産んであげたい」と被告に話していた。しかし、法廷で被告は「申し訳ないが記憶にない」と述べた。
Aさんはこう憤る。
「看護師として高齢出産にも知識があった被告が、こんな大事なことを覚えていないわけがない。信用ある職業についている人が、裏でこんなことをしていたと知ってほしい」
法廷には被告の妻も姿を見せていた。
判決は、「独身偽装」の被害が交際相手本人だけでなく、その家族にも及ぶことを認めた内容となった。
独身偽装の裁判は各地で相次いでいる。

