マンゴーは夏バテに効果ありますか?

夏バテそのものを改善したり治療したりする食品ではありません。しかし、夏場に不足しがちな水分やエネルギー、ビタミン、ミネラルを補給しやすい果物であることから、暑い季節の栄養補給に役立ちます。夏は発汗によって水分やミネラルが失われやすく、食欲が低下する人も少なくありません。マンゴーは果汁が多く、甘味があるため、食欲がないときでも比較的食べやすい果物です。また、ビタミンCやカリウムなども含まれているため、食事から栄養を補いたいときの選択肢の一つになります。
マンゴーを食べる時の注意点

食べ過ぎに注意する
マンゴーにはビタミンや食物繊維などが含まれる一方、糖質やエネルギーも含まれています。食べ過ぎるとエネルギーや糖質の過剰摂取につながる可能性があるため、適量を心がけましょう。国が目標として掲げる果物の摂取量は、マンゴーだけではなく、ほかの果物も含めて1日200g程度です。マンゴーのみで200gを摂取する必要はないため、ほかの果物や食事全体とのバランスを考えて取り入れましょう。また、糖尿病や慢性腎臓病などで糖質やカリウムの摂取量を調整している方は、主治医や管理栄養士の指示に従ってください。
アレルギー症状に注意する
マンゴーを食べたり、果皮や樹液に触れたりすると、体質によっては口や喉のかゆみ、唇や顔の腫れ、じんましんなどの症状が現れることがあります。また、果皮などへの接触後、数時間から数日たって赤みやかゆみ、水疱などを伴う接触皮膚炎が生じる場合もあります。特にウルシでかぶれた経験がある方は、果皮や樹液に直接触れないよう注意しましょう。カシューナッツやピスタチオと同じウルシ科ですが、必ず交差反応が起こるわけではありません。息苦しさ、喉の腫れ、意識がもうろうとするなどの強い症状が現れた場合は、直ちに救急要請してください。軽い症状でも続く場合や悪化する場合は、医療機関を受診しましょう。
血糖値が気になる方は摂取量に配慮する
マンゴーには果糖やブドウ糖などの糖質が含まれています。そのため、糖尿病などで食事療法を行っている方や血糖値が気になる方は、一度に大量に食べることは避け、主治医の指導に従って適量を摂取しましょう。

