女性ホルモンの働き(役割)

女性ホルモンのエストロゲン、プロゲステロンのそれぞれの働きについてまず解説しましょう。
エストロゲンの働き
子宮に作用して、子宮内膜を増殖させて妊娠の準備を整えます。また、乳房を発育させます。そのほかには骨密度を保ったり、肌の水分量を保ったり、脂質代謝を正常化し動脈硬化を予防する働きがあります。
プロゲステロンの働き
エストロゲンの働きにより増殖した子宮内膜に作用して受精卵が着床しやすくします。また、妊娠時には子宮内膜を維持する働きがあります。
体温を上昇させる作用があり、この変化で排卵の有無や月経周期を確認できます。
女性ホルモンの分泌を増やす方法

女性ホルモン、特にエストロゲンの分泌が低下する更年期では、さまざまな症状が出やすいです。このため、エストロゲンの分泌を低下させないようにする方法が症状の緩和に役立ちます。これらの方法は、あくまで低くなったエストロゲンを改善させるための方法です。過剰に分泌させるわけではありません。
適度な有酸素運動
適度な有酸素運動は、エストロゲンの分泌を改善する効果があります。ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動を1日30分程度を目安に週に3回以上行うのが理想的です。また、一定リズムで筋肉を動かすリズム運動(ヨガやピラティス、太極拳など)や股関節を動かす運動もエストロゲンの分泌を改善させるのに有効であると言われています。
十分な睡眠をとる
睡眠不足はエストロゲンの分泌低下につながります。7〜8時間程度の睡眠時間をとり、質の良い睡眠をすることがとても大切です。質の良い睡眠をとるために、寝る前にカフェインをとらない、寝る前にスマートフォンやPC画面をみない、ぬるめのお風呂で入浴をするなどの行動にも気を付けるとより良いでしょう。
ストレスをためない
ストレスをため込むこともホルモンの分泌に影響を与えます。なるべくリラックスできる環境を整えたり、趣味を持ったり、家族や友人と過ごすようにしたりとなるべくストレスをため込まない様にすることも大切です。

