日本の個人クリエイターが手がけたインディーゲーム『めっちゃカメレオン』が、6月10日のリリースから約2カ月で累計2000万本を販売するという快挙を成し遂げた。開発者の1人であるレモリオン氏が12日、自身のSNSにて報告した。
「2000万本」という数字は、大手ゲームスタジオが開発する超大型タイトル(いわゆる「AAA作品」)の販売本数にも匹敵、あるいはそれを上回る規模だ。たとえば、世界的大ヒットを記録した日本発のアクションRPG『ELDEN RING』は、発売から約1年かけて2000万本を販売したが、『めっちゃカメレオン』はこの本数にわずか2カ月で並んだことになる。レモリオン氏と、はがねいろ氏の2人が制作した本作。小規模なインディーゲームが、これほどの販売ペースを記録することはきわめて異例だ。
『めっちゃカメレオン』売上推移
「お絵描き×かくれんぼ」シンプルゆえに中毒性抜群
『めっちゃカメレオン』がここまで爆発的なヒットを記録している背景には、直感的でありながら奥深いゲームシステムがある。
本作は、プレイヤーが「隠れチーム」と「鬼チーム」に分かれて遊ぶ、「かくれんぼ」を題材にしたオンラインマルチプレイゲームだ。隠れ側は自分の操作するキャラクターにペイントを施して周囲の背景やオブジェクトと同化し、鬼側は制限時間内に全員を見つけ出すことを目指す。
このゲーム性がYouTubeやTwitchなどの配信プラットフォームやSNSと噛み合い、人気ストリーマーのプレイ動画などを通じて口コミが世界規模で拡散。790円という手頃な価格設定も手伝い、爆発的なヒットへとつながった。

