なぜ子どもたちは一酸化炭素中毒に?
テント外でBBQをしていたはずなのに、なぜ兄妹は一酸化炭素中毒になってしまったのでしょうか。
当時の状況を詳しくみてみると、BBQ時、2ルームテントのリビングスペースと寝室スペースの間の仕切りは開放されていました。しかし、テント側面の換気口はすべて閉じられていました。そのため、調理中に発生した一酸化炭素が奥の寝室スペースに充満した可能性があると考えられています。 [*1]
一酸化炭素中毒の症状は?

一酸化炭素は不完全燃焼によって発生する気体です。体内に入ると、血中のヘモグロビンと強く結び付き、ヘモグロビンが酸素を全身で運ぶはたらきを妨げてしまいます。一酸化炭素は無色・無臭で気づきにくく、濃度や吸入時間によっては中毒を起こすおそれがあります。初期には頭痛やめまい、吐き気などがみられ、重症になると意識障害やけいれんを起こし、死に至ることもあります。[*2][*3]
子どもは基礎代謝が活発なため、大人より一酸化炭素の影響を受けやすいとされています。[*1]
