●「困ることを言えば、思いとどまってくれると思った」
7月27日の被告人質問では、なぜ教え子との関係を続けたのか、被告人自身の認識が問われた。
女子生徒と「交際」した理由については、「好きになってしまったから」と説明した。
一度は別れ話が出たにもかかわらず関係を続けた理由については、「学校などで会う中で、やはり諦めきれない自分がわかってしまったから」と答えた。
今年3月、女子生徒から改めて別れ話を切り出された際には、「気持ちを込めて付き合っていると認識していたので、ショックでした」と、当時の心境を振り返った。
弁護人:なぜそのとき、「写真を晒す」などという言葉が出たんですか?
被告人:困ることを言えば、思いとどまってくれると思ったからです。
弁護人:被害者が困って怖がっている様子を見てどう思いました?
被告人:言っているこっちもつらくなりました。
●「金では埋めることができない問題」
被告人の親族は協力して、女子生徒側に賠償額を提示している。しかし、女子生徒側はそれを拒んでいる。
被告人は、そのことについて次のように述べた。
「やっぱり金額では埋めることができない問題であると同時に、やはり私自身が支払わなければならないものなんだろうと思います」
そして、自身の行為の何が問題だったと考えているのかについては、こう答えた。
「自分の立場を考えずに、生徒である相手に対して性行為をしてしまったことが一番大きい問題だと思います。母もパニックになり、私のこと信用できないっていうことも言われました。
今後は、子どもに関わる職に就かず、別の仕事をしながら、隠しごとのない生活を続けていきたいと思っております。
そもそも未成年がいるような職場では働きません。今回の件で本当に申し訳ないことをしてしまったと思っております」

