●「お互いに好きになる感情が芽生えてしまった」
一方、検察官による反対尋問では、教師と生徒という立場の違いをどう考えていたのかが問われた。
検察官から「なぜ今回、被害者に接触しようと思ったんでしょうか」と尋ねられると、被告人はこう答えた。
「メッセージアプリのやりとりをしたり、家に招いたり…。そういったことをしていく中で、お互いがお互いを好きになる感情が芽生えてしまったからです」
しかし、そもそも教師が教え子と個人的に連絡を取り、自宅に招くことをどう考えていたのか。
検察官から「生徒とLINEを交換したり、家に個人的に招いたりするのは許されることですか?」と聞かれると、被告人は「あってはならないこと」と認めた。
●学校内でも性的行為「そこまで考えていませんでした」
性的な行為は、自宅アパートだけではなかった。
被告人は、学校内でも性的な行為に及んでいたことを認めた。
水着や浴衣を着させて性的な行為をしたのではないかと検察官に聞かれると、「覚えていません」と答えた。
ただし、浴衣を着た写真をLINEで送らせたことは認め、「花火大会等に行く時に着ていくというので、私も(その姿を)見たいという思いがあったからです」と説明した。
さらに検察官は、中学生と性的な行為をすることへの認識を尋ねた。
検察官:性行為をすることにためらいなどはなかったんですか?
被告人:最初はためらいがありました。
検察官:どうしてしてしまったんですかね。
被告人:お互いの感情が高まっていく中で、ためらいがなくなりました。
検察官:相手はまだ中学生。あなたが性的な行為をすること自体が、相手の性的な倫理観や健全な発達を歪めかねないという考えはなかったんですか?
被告人:そこまで考えていませんでした。

