5. 10円玉をピカピカにする実験
使うもの: 10円玉(3枚)、酢、レモン汁、水、ティッシュ
かかる時間: 約10分
調べること: どの液体で10円玉が一番きれいになるか
くすんだ10円玉に、家にある液体をそれぞれ垂らして3〜5分おくだけ。液体によって汚れの落ち方がまったく違うので、比較がしやすいテーマです。液体の種類を3つに絞ると、10分以内に無理なく終わります。
まとめるときのポイント:
・どの液体が一番きれいになったか
・きれいになった液体に共通する特徴は何か(酸性かどうかなど)
・なぜ汚れが落ちるのか、自分なりの考えを一言添える
10円玉は銅を主成分とする「青銅」という合金でできていて、表面が酸化して黒っぽくなっています。酸性の液体がこの酸化した部分を溶かすため、きれいになります。ここまで書ければ、小学6年生・中学生らしい深みが出ます。
10分で終わる自由研究のまとめ方
テーマが決まったら、次はまとめ方です。自由研究は、書く順番さえ決まっていればスムーズに仕上がります。
◆ 自由研究はこの順番で書けばOK
1. タイトル
2. 研究しようと思った理由
3. 予想(実験前に「こうなるんじゃないか」と思ったこと)
4. 用意したもの
5. やり方(手順を番号つきで書く)
6. 結果(実際にどうなったか)
7. わかったこと(結果から気づいた事実)
8. 感想(やってみて自分が思ったこと・感じたこと)
この8つを順番に埋めていくだけで、自由研究のレポートとして成り立ちます。
「わかったこと」と「感想」は似ているようで違います。「わかったこと」は実験から読み取れた事実、「感想」は自分自身の気持ちや考えと覚えておくと書き分けやすくなります。
そのまま使える記入例

10分で終わる自由研究をよく見せるコツ

短時間で取り組んだ自由研究でも、見せ方を少し工夫するだけで仕上がりが変わります。
◆ 写真を3枚入れる
・実験前: 材料を並べた写真
・実験中: 液体をかけているところ、変化が起きている途中
・実験後: 結果がわかる写真
この3枚があるだけで、レポートの説得力がぐっと上がります。スマホで撮るだけなので、実験を始める前に「写真を撮る」と決めておくのがポイントです。
◆ 表にまとめる
結果を文章だけで書くと読みにくくなりがちです。比較実験のときは、表にすると一目でわかるようになります。
調べたもの | 予想 | 結果
酢 | きれいになる | とてもきれいになった
水 | 変わらない | ほとんど変わらなかった
レモン汁 | きれいになる | とてもきれいになった
◆ 最後に「なぜそうなったか」を1文入れる
結果だけで終わらせず、「なぜそうなったのか」を自分の言葉で1文だけ書く。これだけで、小学6年生・中学生らしい考察が入った自由研究に見えます。
たとえば「酸性の液体が10円玉の酸化した部分を溶かしたからだと思う」のように、難しい言葉でなくても大丈夫。自分なりに理由を考えた、ということが伝わればOKです。
そのまま印刷して記入できるテンプレート

まとめ|小学6年生・中学生の自由研究は10分でも形にできる
自由研究は、テーマ選びに時間をかけすぎると終わらなくなりがちです。大切なのは、家にあるもので、すぐ結果が出て、写真と表でまとめられるテーマを選ぶこと。実験自体は10分でも、予想と結果と考察をきちんと書けば、立派な自由研究として提出できます。「水と油の実験」「紙の強さ比べ」「氷と塩の実験」など、この記事で紹介したテーマはどれも準備が少なく、まとめやすいものばかり。ぜひ、自分が「ちょっと気になるな」と思えるテーマをひとつ選んで、さくっと自由研究を終らせてしまいましょう!
(マイナビ子育て編集部)
