開発のきっかけは来店者の一言
蒲原水産の直売所で、来店者から「このたらこは、工場直送のたらこなの?」という質問があった。直売所のすぐ目の前に工場があるにもかかわらず、そこで製造していることが十分伝わっていないこの一言が、商品づくりの出発点になった。
蒲原水産のスタッフにとって、漬け上がったばかりのたらこは日常の味だったが、来店者が求めていたのは、メーカーのそばでしか味わえない「工場直送」と「できたて」という価値だった。そこで原料を改めて選び、冷凍せずに品質を保ったまま届ける商品として磨き上げたのが「できたて生たらこ」だ。
小さな力でも世の中を変えられる
「できたて生たらこ」には、「商品一つ、加工屋一軒、生産者一人。どんなに小さな力でも、世の中を変えられる」という思いが込められている。虎杖浜の工場直売所で支持されてきた人気商品で、遠方から足を運ぶ人や繰り返し購入する人も増えており、同社集計で累計販売個数が1万個を突破。店頭では、「水々しくて鮮度が違う。ほかのたらことは、まるで別物」「皮までおいしいたらこは初めて」「車で2時間かけてでも買いに来る価値がある」などの声が寄せられている。
