「Tシャツが乾くまで」“あずさ”夏帆【インタビュー】後半戦考察のキーワード?「自分も知らないうちに凝り固まった価値観を持っているのかも」

「Tシャツが乾くまで」“あずさ”夏帆【インタビュー】後半戦考察のキーワード?「自分も知らないうちに凝り固まった価値観を持っているのかも」

女優の蒼井優がヒロインの瀬尾咲子を演じる連続ドラマ「Tシャツが乾くまで」(TBS系、毎週金曜午後10時)の第7話が21日に放送される。第6話でバス事故をきっかけに失踪していた咲子の夫・充(松山ケンイチ)が約1年ぶりに帰宅。同じ事故で命を落とした園田あずさ(夏帆)との関係や、失踪中の経緯などが明かされたが、夫の樹生(中島歩)と結婚する前のあずさについては、依然多くの謎が残されている。

そんなあずさを好演中の夏帆は、彼女の人物像について「天真爛漫で感情表現が豊か。自分を取り繕うことがない、素直で正直な人」としつつ、「人を巻き込むエネルギーもあって、ちょっとした“ずるさ”みたいなものも持っている。その一方で、達観しているところもある」と分析。共演する中島、松山との関係性や、生方脚本の魅力、今後のドラマの展開について語った。

「Tシャツが乾くまで」とは

「silent」「いちばんすきな花」(23年)「海のはじまり」(24年、いずれもフジテレビ系)などのドラマ脚本を手がけた生方氏によるオリジナルストーリー。愛する夫と幸せな結婚生活を送っていた咲子が、ある夏の日に別の夫婦とともにバスの転落事故に巻き込まれたことで、当たり前に続くと思っていた日常が崩れ去り、愛する人の“第3金曜日の秘密”が暴かれていくさまを描く。

第6話で充が突然帰宅したことで状況は一変。これまで咲子と樹生が「真実」だと考えていたものそのものが、揺らぎ始めた。第7話では、充があずさと定期的に会っていた「第3金曜日」の真相に加え、あずさが残した日記帳の内容も明らかになる。

「樹生を演じられるのは歩さんしかいない」

――あずさを演じてみていかがですか?

「あずさはバス事故で亡くなってしまいましたが、回想シーンや樹生の中の“イマジナリーあずさ”みたいな姿で出てきます。そういった少し日常とはかけ離れたシーンが多い中、実際に演じてみると、台本を読んでいたときよりもそのシーンが膨らんでいく印象を受けました。それはきっと(中島)歩さんと何度か共演させていただいた関係性があるからだと思います。歩さんとも撮影現場で『初めましての方だといろいろ探っていく時間があるけど、今まで一緒に時間を経てきたからこそ作れた空気感ってあるよね』というお話をしています」

――中島さんとの息が合ったお芝居に心を動かされた方も多いと思います

「どのシーンも歩さんが率先してムードを作ってくださるので、私はその空気感に乗らせていただいています(笑)。最初に台本を読んだときから、歩さんが演じる樹生がすごく楽しみだったんです。撮影に入って、悩みながらも丁寧に気持ちの整理をつけながら演じられる姿がすごく素敵だと思いました。樹生を演じられるのは歩さんしかいないんじゃないかと思うくらいぴったりな役だなと」

――あずさと樹生の関係性をどのように見ていますか?

「話が進むにつれ、あずさが家族や夫に対して思っていることが、どんどん分かってくるのですが、あずさはすごく幸せだったと思います。でも、夫に不満がまったくないわけではなかったと思うんです。どんなに好きで近くにいても、相手に見せない顔があったり、その顔を自覚的に隠していたりもする。ただそれは、相手に秘密を作っているわけではなくて。誰にでも“自分だけの居場所みたいなもの”ってある気がします」

配信元: iza!

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