夏から秋にかけておいしくなる「なす」のレシピ
今回は、夏から秋にかけておいしさがピークを迎える、なすのいいぶんと、なすをおいしく食べるための2品のレシピを、本書から抜粋してご紹介します。
なすの梅酢南蛮なすは油との相性がよく、揚げたり炒めたりするとおいしい野菜です。ただ、油を吸いすぎてしまったり、加熱でなすの綺麗な皮の色が褪せてしまったりすることも。
このレシピに従って調理すると、なすの色がきれいに出るうえに、油の旨みを感じながらも後味はあっさり、梅酢の風味でいくらでも食べられる一品に仕上がります。
なす…3本
玉ねぎ…1/4個
【A】
水…50ml
みりん…大さじ4
【B】
梅酢…大さじ2
しょうゆ…小さじ1
赤唐辛子(輪切り)…1本分
かつお節…1袋(3g)
油、いりごま…各適量
1. なすはヘタを落として縦半分に切り、皮のほうに切り込みを入れ、3%の塩水(水500mlに塩大さじ1)にさらし、ギュッとしぼって水気をふき取る。玉ねぎはみじん切りにする。かつお節は袋の上からもんで粉状にする。
2. 小鍋にAを入れて弱火にかけ、沸騰したら2分加熱し、火を止めて玉ねぎ、B、かつお節を加え、冷ましておく。
3. フライパンに油を少し多めにひいて中火にかけ、なすを皮を下にして入れる。ふたをし、なすの皮が少しやわらかくなるまで焼き、反対側もさっと焼く。なすが熱いうちに保存容器に入れ、2を注ぐ。好みでごまを散らす。
2品目は、きれいなひすい色の蒸しなすレシピ。このレシピでのなすのいいぶんは、「すぐにせいろのふたを開けてほしい」という、ささやかなお願いごとです。これだけで、びっくりするほどきれいな色に仕上がりますよ。
長なす…2本
すだち…1個
【A】
オリーブオイル…大さじ1
にんにく…1/2かけ
塩…小さじ1/2
1. なすは皮をすべてむき、縦2つに切り、さらに横2つに切る(4等分くらい)。3%の塩水にしんなりするまで15分ほど浸ける。
2. せいろにクッキングシートを敷いて①をギュッとしぼって並べ、蒸気の上がった鍋にのせて5分ほど蒸す。すぐにふたを開けて空気にさらし、鍋からおろす。
3. ボウルにすだち1/2個の果汁を搾り、Aを加えて混ぜ、ドレッシングを作る。残りのすだちは薄切りにする。
4. なすを手で割いて器に盛り、ドレッシングをかけ、すだちのスライスをのせる。
キッチンに置いておきたい、頼れる一冊
本書にはこのほかにも、きゅうりやトマトなど夏においしい野菜はもちろん、秋以降においしくなる野菜、一年を通して手に入る定番野菜のレシピも幅広く紹介されています。
スーパーで安くなっている野菜を見つけたときも、この一冊があれば、その野菜にぴったりの調理法とレシピがすぐに見つかりそうです。手間をかけずに野菜をおいしく食べたいなと思っている方は、ぜひ本書をお手に取ってみてください。

