「ちいかわ自体がモデルケース」原作との共通点を指摘する声も
さらに「ちいかわ」ファンからは、そもそもナガノ氏による原作自体が本書のテーマを描き続けているという指摘も出ている。
「買うけど、ちいかわ自体がおともだちとの付き合い方、当たり前の日常に突然くる困難の乗り越え方、自分との向き合い方のモデルケースみたいな感じだから、原作から機微も伝わるといいなとも思う」
しばしば現代の日本社会とも比較されるシビアな世界観の中で、ちいかわ、ハチワレ、うさぎといったキャラクターたちは、それでも相手の表情や行動から気持ちをくみ取ったり、困っている仲間を助けたりしながら関係を築いている。原作で描かれてきたそのような関係性は、それ自体が学びを与えてくれるという見方だ。
子供向けに作られた本だからこそ、大人が忘れがちな「自分との向き合い方」や「人との付き合い方」をあらためて考えるきっかけになっている。SNSでは、今後も本書を実際に読んだ大人たちからさまざまな感想が寄せられそうだ。

