まとめ

ここまで月経前症候群(PMS)について解説してきました。要点をまとめると以下のとおりです。
PMSは月経前に現れ月経の開始とともに軽快する心身の不調で、原因は女性ホルモンの変動や神経伝達物質のはたらきの乱れとされる
症状には個人差と周期性があり、身体症状は下腹部の張りや痛み、腰痛、頭痛、乳房の張りや痛み、むくみなどがよくみられ、精神症状はイライラや気分の落ち込み、不安感、情緒の不安定さ、集中力の低下、眠気や不眠などがある
対処にはセルフケアと薬物療法(低用量ピル、SSRI、漢方など)があり、医療機関への受診の目安は日常生活に支障が出る場合
月経前の不調は身近なものですが、正しく理解して適切に対処することで、負担をやわらげることが期待できます。症状の現れ方には個人差があるため、自身のパターンを知り、つらいと感じるときは我慢せず医療機関に相談することを心がけましょう。
これらの情報が皆さまの健康維持のお役に立てば幸いです。
参考文献
月経前症候群(premenstrual syndrome : PMS)|公益社団法人 日本産科婦人科学会
月経前症候群・月経前不快気分障害に対する診断・治療指針|公益社団法人 日本産科婦人科学会
月経前症候群(PMS)|女性の健康推進室 ヘルスケアラボ(厚生労働省研究班監修)

