なぜFC東京で再燃?宿敵・東京ヴェルディとの関係
野球界で消えゆくコールが、サッカー界で息を吹き返した背景には、歴史的なライバル関係がある。読売クラブを起源に持つ東京ヴェルディの存在である。
2024年シーズンから東京ヴェルディがJ1に復帰し、FC東京と同じトップリーグに定着。長年の宿敵との直接対決が日常的に組まれるようになったことで、一部サポーターの対抗心が再び過熱したとみられる。その結果、対東京ヴェルディ以外の試合であっても、東京音頭の前奏で「くたばれ読売」コールを行う風潮が再流行してしまったという、皮肉な逆転現象が起きているのだ。なお、現在の東京Vはスポーツ用品店を展開するゼビオの子会社で、読売新聞も日本テレビもヴェルディの経営からは撤退している。
「対応が難しい」「ヤクルトにも失礼」SNS上の多様な声
クラブからの異例の呼びかけに対し、X上では賛否を含めた様々な意見が飛び交っている。運営の姿勢に賛同し、他競技への配慮を口にする声や、自然発生的な応援のコントロールの難しさを指摘する声など、反応は多岐にわたる。
「なぜ、してはいけないことが明らかなのにしてしまうのか…クラプ運営を妨害する行為は絶対にしてはいけないし、そんな輩は「サポーター」にはいないと信じたい」
「東京音頭チャント終了のお知らせ…だよね?他のチームを貶めるチャントは良くないし、巨人軍と勘違いが起こりえるのも、東京音頭を応援に使ってるヤクルトにも失礼。そもそも、昔から慣れ親しんだ東京音頭が下品に替えられたのが凄くヤダ。」
「これは……おそらくだけど、東京音頭をやると自然発生してしまうように見えるので対応が難しいよなぁ」
また、クラブ運営側が抱える線引きの難しさに理解を示す冷静な分析や、過去の応援スタイルを引き合いに出す以下のような投稿も確認された。
「「ノリ」と「悪ノリ」と「やり過ぎ」の具体的な線引きは内部でもできないでしょうから、公式が発信をするなればこういう内容になってしまう、というところでしょうか。さて、「特定の色が嫌い」はどうなるものか…。」

