アレルギーで肌トラブル!子どもが肌を掻き壊してしまう時の薬に頼らない改善方法

アレルギーで肌トラブル!子どもが肌を掻き壊してしまう時の薬に頼らない改善方法

下痢、便秘、発熱、アレルギー、胃痛、精神不安。どれもつらいですが、大人はもちろん、子どもにも行える、薬をのまずに不調を整える方法を伝授。病院に駆け込む前にママができる「お手当て」の参考に! 今回はちょっとしたアレルギーの対処方法を紹介します。

アレルギーによる皮膚トラブルを和らげる

薬に頼らず子供の不調を改善! アレルギー編

アレルギーを発症しやすい季節の変わり目は、皮膚のトラブルも増えてきます。特に子どもの皮膚の乾燥は、つらいかゆみに加え、掻き壊しなどの悪循環を引き起こしてしまいます。普段から手洗いを習慣付けて、掻き壊しによる感染予防を心がけましょう。

とはいえ、すでに掻き壊しがある場合は、傷口の治癒が期待できる精油(エッセンシャルオイル)「ゼラニウム」を、化膿などがある場合は「ティートリー」でケアを。植物オイル(キャリアオイル)は、保湿効果が期待できる「ホホバオイル」の使用をおすすめします。また、アトピー性皮膚炎によるかゆみには、「カモミール・ローマン」の使用を。大地のリンゴと言われる香りで、穏やかな精油。小児の消化器系・不眠の改善にも期待できます。

精油のブレンドレシピ「アレルギー」

30mlのアロマトリートメントオイルの作り方

【用意する物】
精油
・カモミール・ローマン 3滴 (アレルギー性皮膚疾患に)
・ラベンダーアングスティフォリア 3滴(鎮静効果に期待)
・[注1] ゼラニウムエジプト(止血、傷に効果的)
・[注2] ティートリー(掻き壊しの傷口に)
・[注3] カモミール・ ジャーマン(感染症、風邪の諸症状に)
植物オイル(キャリアオイル)
・ホホバオイル 30ml (希釈用)

【作り方】
ホホバオイルを遮光ビンや小さめのガラス瓶などに注ぎいれ、そこへ上記の精油(カモミール・ローマン、ラベンダーアングスティフォリアなど)を垂らす。ビンに蓋をして、軽く回すなどしてかき混ぜれば出来上がり。
(※注参照)

プロフィール画像

島村智子

1997年ナード・アロマテラピー協会認定・アロマトレーナー資格取得以降講師として活動。医療従事者を対象とした講座や、スクールを開講。現在はフリーで活動中。