着色料を使っていても無添加、なのはなぜ?

着色料を使っていても無添加、なのはなぜ?

最近ではより食の安全への意識が求められています。家庭でも取り入れられる知っておきたい食のこと、についてお送りします。

無添加でも添加されている?

無添加と書かれた食品を目にすることもあるかと思います。無添加というと添加物を一切使用していない、と思われる方もいらっしゃるのでは?ですが、無添加とは添加物を一切使っていないということではないのです。

この「無添加」は、何が無添加なのかの基準が明確にあるわけではありません。

無添加の範囲は様々

添加物としては、甘味料、着色料、香料、保存料、酸化防止剤などがありますが、これらのうち1つでも使用していなければ、「無添加」と表示しても、問題がないのが現状です。

つまり、A社のふりかけは、着色料を使用していないので「無添加」、B社のふりかけは香料、保存料を使用していないので「無添加」、C社のふりかけは添加物を一切使用していないので「無添加」…と、「無添加」と表示する商品の基準は様々といったことが起こり得ます。

「無添加」と書かれている商品においても、何が無添加で何が使用されているのか、原材料表示を確認することが重要です。

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