ふたりめ不妊の治療法とは?

ふたりめ不妊の治療法とは?

●治療の回数と、通院時に上の子をどうするか

 不妊治療は、タイミング法の場合でも、排卵の頃に2~3回、体外受精などに進んだ場合には1回の治療に6~7回の通院が必要な場合もあります。不妊治療専門のクリニックの場合、ひとりめを授かっていない患者さんの方が多いため配慮により、子どもの同行を認めていないクリニックもあります(キッズスペースなどを用意しているクリニックもあります)。子連れでの移動や待ち時間も大変ですから、上のお子さんは一時預かりなどを利用するといいのではないでしょうか。

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監修/小田原靖先生

ファティリティクリニック東京 理事長。医学博士。

臨床心理士によるカウンセリングも行っているクリニックでは、チーム医療で安心できる不妊治療を目指している。著書は『赤ちゃんがほしい!一歩すすんだ不妊治療』(講談社)ほか。

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文/高祖常子

育児情報誌「miku」編集長。

NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事、認定子育てアドバイザーほか。叩かない子育て講座、子ども虐待防止や、家族の笑顔を増やすための講演活動も行う。3児の母。