●息苦しいママの憧れ「趣味の時間を充実させたゆとりある生活」
こちらも前述の“息苦しさを感じた経験~”と同様、妻・母親になった多くの女性が、今とは異なる自分の姿を考えた経験があることが判明。
具体的には、どんな生き方に憧れがあるのでしょうか? そこで、「もしも家庭や子どもを持っていなかったら…。あなたはどんな生き方にチャレンジしてみたいと思いますか? または、憧れがありますか?」と質問をしたところ、その回答は以下の通り(複数回答)。
1位 仕事はほどほどに稼いで自分の趣味の時間を充実させる生き方 70.4%
2位 会社で仕事を突き詰め立身出世を追うバリキャリな生き方 33.5%
3位 独立や起業などをして雇われず自分の力で生きる生き方 13.1%
4位 バックパッカーなど稼がず自由に世界中を放浪する生き方 10.2%
5位 YouTuberやブロガーなどSNS上を仕事とする生き方 1.9%
6位 政治家や国会議員など政治や社会に影響を与えるような生き方 1・0%
その他フリーコメントでは、「短大時代に勉強できなかったことを勉強したい」や「学校へ行き資格を取って仕事をしたかった」、「伝統工芸など技術を極める」などのコメントが散見。結婚・出産し、家事や育児で時間が過ぎゆく現実に直面したことで、学生時代など、時間的な余裕があった時にやっておけばよかったと後悔する人も少なくなさそうです。
女性が結婚・出産後も、自分の思い描く人生を歩める社会だったら。今回の調査で「息苦しい」と回答する女性は少なかったことでしょう。今回の調査結果、あなたはどう感じましたか?
(文=団子坂ゆみ/考務店)
