赤ちゃんの興味を引く食事グッズを選ぼう

食事の楽しさを伝えるのも、離乳食の大切な役割です。かわいい食器や安定して座れる椅子も、落ち着いて食事をするのに役立ちます。
「好きな色やキャラクターの食器」で楽しく
離乳食に使う食器は、赤ちゃんの好きな色・キャラクターを取り入れるのがおすすめです。離乳食は、赤ちゃんに食事をする楽しさを伝える機会でもあります。
注意を食事に向けるためにも、赤ちゃんが認識しやすい赤・黄・青などのカラフルな食器や、愛用しているおもちゃのキャラクターの食器を選ぶのがポイントです。
そのほか、底に吸盤が付いていたり、レンジ・食器洗い乾燥機が使えたりなど、使いやすい食器を選んでおくと、親の負担が減らせます。
「食事用の椅子」で正しい姿勢をキープ
離乳食を食べるときには、できるだけ赤ちゃん用の椅子を用意するのをおすすめします。赤ちゃんのころから「食事のときには椅子に座って食べる」という習慣を付けておくと、保育園・幼稚園・小学校などで給食を食べる際に苦労しません。
また、椅子に座ることで赤ちゃんの遊び食べを防ぎ、食事に集中させることが可能です。さらに安定した姿勢は、食事のしやすさにも関係しています。
高さが調節できる椅子を選んでおくと、赤ちゃんの成長に左右されずに正しい姿勢を保てます。
まとめ
赤ちゃんが離乳食を食べない理由は、好き嫌いだけではありません。おなかが空いていなかったり、ほかのことに興味が向いていたりと、離乳食を与える時間・環境も関係しています。
また、異物を舌で押し出す「哺乳反射」が消滅していないために、離乳食を嫌がっているように見える場合もあります。
準備に手間のかかる離乳食は、必ずしも手作りにこだわる必要はありません。ベビーフードを活用したり、ときには離乳食を休んだりして、無理のないペースで進めるのが大切です。
赤ちゃんの興味を引く食器や、姿勢が安定する食事用の椅子も、離乳食を進めるのに役立ちます。月齢に合わせた対処法と食事グッズで、離乳食を始めとする育児の負担を減らしましょう。
