スパウトマグを練習する際のコツ

赤ちゃんがスパウトマグをスムーズに使えるようになるまでには、ある程度の練習が必要です。赤ちゃんが楽しく取り組める練習のコツをチェックしていきましょう。
少量のミルクから始めてみる
乳首しか口に含んだことのない赤ちゃんにとって、スパウトは異物と感じやすいものです。赤ちゃんの個性にもよりますが、思うようにくわえてくれないケースも珍しくありません。
そんな赤ちゃんの抵抗感を軽減するためにも、スパウトマグの練習は、慣れ親しんだミルクや母乳を少量から試しましょう。中身が飲んだことのない飲み物だった場合、赤ちゃんのスパウトに対する抵抗感が強まり、慣れるまでにより一層時間がかかるおそれもあります。
スパウトマグの練習は、どうしたら赤ちゃんの抵抗感を和らげられるかを意識して、取り組むのがおすすめです。
使い始めは手を添えてサポートする
赤ちゃんの1人飲みを促すスパウトマグですが、使い始めはやはりママ・パパのサポートが必要です。
というのも、初めてスパウトマグを使う赤ちゃんは、傾けることで飲み物を飲めるというスパウトの仕組みを知らないからです。
赤ちゃんにスパウトの使い方を教える意味で、まずはママ・パパがスパウトを傾け、赤ちゃんの1人飲みをサポートしてあげましょう。
勢い余って中身をこぼしてしまった場合に備え、赤ちゃんに防水の食事用エプロンを着せたり、床にシートを敷いたりと対策をしておくとより安心です。
お手本を見せてあげる
場合によっては、親子であれこれ努力してみても、思うようにスパウトマグの練習が進展しないかもしれません。
そんなときは、ママ・パパが赤ちゃんの前でスパウトを使うふりをし、お手本を見せてあげるのもひとつの方法です。
大好きなママ・パパが楽しそうにスパウトを使って見せることにより、スパウトに対する赤ちゃんの興味を引く効果に期待できます。興味を持ってもらえると、遊び感覚で練習を進められるようになるでしょう。
たとえある程度時間がかかったとしても、いずれはじょうずにスパウトマグを使いこなせるようになるはずです。
まとめ
スパウトマグは、哺乳瓶の乳首に似た、幅広でやわらかな飲み口が付いた赤ちゃん用のマグのことをいいます。
母乳やミルクからスパウトマグへの移行は、赤ちゃんにとってコップでの1人飲みをめざすためのファーストステップといっても過言ではありません。
スパウトマグを選ぶにあたっては、飲み口のやわらかさ・両手で握れる持ち手の有無・手入れのしやすさといったポイントに注目するのが大切です。
おすすめアイテムを参考にスパウトマグを用意して、赤ちゃんの初めての挑戦をじょうずにサポートしてきましょう。
