入園式のバッグ選びのポイント

幼稚園の入園式は、子どもの成長を実感できる大切なイベントです。フォーマルな服装に合う、品のよいバッグを選ぶ方法を解説します。
素材
特別なイベントである入園式には、上品かつ高級感がある見た目の、本革製のバッグが定番かつ人気です。
しなやかな手触りで、耐久性に優れているのが本革のメリットです。もちろん、合成皮革のバッグでも問題ありませんが、あまりに安価なものだと劣化しやすいという点に注意して選びましょう。
革以外のおすすめの素材としては、ナイロンや織物などがあります。とはいえアイテムによってはカジュアルすぎるものもあるので、同じ素材でも、派手すぎず品よく見えるアイテムを選ぶことが大切です。
デザイン・カラー
フォーマルな服装に合わせるバッグに迷ったときは、無地のアイテムを選ぶようにすると、幅広いコーディネートに合わせやすいでしょう。
また、フォーマルな場面で使うバッグには落ち着いた色味のものが適しています。定番のブラックフォーマルはもちろん、春らしい爽やかさがある白やベージュなどのカラーもおすすめです。
小物をブラックでまとめると引き締まった印象に、ベージュや白を取り入れると明るい印象になります。華やかさを出したいなら、適度な光沢感のあるバッグを取り入れるのもおすすめです。
サイズ・形状
フォーマルな場面で利用するバッグは、「かぶせ」と呼ばれるフタ付きのアイテムが定番です。持ち手は、派手な装飾が付いていないワンハンドルがよいでしょう。
かぶせのあるバッグを持っていない場合は、ファスナーで開閉するタイプのバッグでもOKです。口が開いたバッグを持っていく場合は、外から中身が見えないよう気を付けましょう。
入園式が行われている間は、椅子の下や膝の上にバッグを置くことになります。かさばりにくいコンパクトサイズのものを選ぶのがおすすめです。
A4サイズのサブバッグを用意しておこう
入園式が終わった後は、資料が配られるケースも珍しくありません。紙類をきれいに持ち帰れるよう、A4サイズのファイルが入れられるサブバッグを持っていくと役立ちます。
フォーマル用のバッグは小さめのものが多いので、スマホや財布など必要最低限のものを入れるのが一般的です。大きめのサブバッグを用意しておくと、書類などの荷物が増えてもまとめて収納できます。
サブバッグは機能性を重視するのはもちろん、上品な装飾があしらわれたシンプルなアイテムを選びましょう。
入園式のバッグ選びのマナー

入園式などのイベントでは、服装のマナーにも注意が必要になります。入園式用のバッグを選ぶ際に、気を付けたいポイントをチェックしましょう。
華美なハイブランドバッグは避ける
フォーマルな場面で使うバッグには、派手なデザインのハイブランドは避けておくのが無難です。もちろん、ハイブランドのバッグそのものがNGというわけではありませんが、デザインや柄に気を付ける必要があります。
一目でどのブランドかが分かるような、ブランドロゴが大きく入ったデザインは避けるのが基本です。モノグラムなどの総柄のデザインも、華美に見えるためフォーマルな場には適していません。
柄物の多くはカジュアルな印象が出てしまうため、基本的には無地のデザインを選びましょう。また、本革といってもクロコダイルやパイソンなどの模様が入ったものはNGです。
身につける服や靴に色を合わせる
フォーマルバッグには黒やベージュなどの定番カラーがありますが、バッグの色が服装に合っているかどうかも重要なポイントです。洋服や靴に合わせることを意識して、落ち着いた色味を選びましょう。
小物をコーディネートの差し色にするのもおしゃれですが、ビビッドな色味のものはNGです。華やかなバッグを持ちたいなら、明るいグレーや淡いピンクなどの色味が適しています。
ブラックフォーマル用のバッグを使う場合は、差し色としてバッグの持ち手にスカーフを巻く方法もあります。当日の服装に合ったスカーフやコサージュを付けることで、バッグをおしゃれにアレンジしましょう。