子ども部屋に仕切りが必要になる時期とは?

きょうだいがいる場合、ひとつの子ども部屋を仕切って利用する家庭も多いようです。子ども部屋を仕切るタイミングや、その理由について解説します。
小学校に入学するころ
子ども部屋を仕切るタイミングは、小学校に入学するタイミングが一般的です。小学生になるのは子どもにとって大きなイベントであり、自分の部屋を持つきっかけとしても捉えられます。
子どもが学校に通い始めると、ランドセルや教科書など学校で使うアイテムが多くなるものです。自分専用のスペースができることで、必要なものをきちんと片付ける週間付けにも役立ちます。
また、環境が変わると子どもの交友関係にも変化が生じるものです。新しくできた学校の友だちが遊びに来ることも考えられるため、子ども部屋を分けておくことで家に呼びやすくなります。
思春期が始まるころ
思春期が始まるとされる小学校高学年ごろに部屋を仕切るのもおすすめです。高学年になると、プライバシーを守りたいと考える子どもも多くなるため、1人の部屋が必要になってきます。
プライバシーだけでなく、子どもの精神的な成長を考えても、家の中で1人で過ごせる時間は非常に重要です。親子・きょうだいでコミュニケーションをとることも大切ですが、子どもの気持ちを考えて接するようにしましょう。
子どもがある程度成長してからは、子ども部屋は勉強用のスペースにもなります。部屋を仕切れば、きょうだいそれぞれが集中できる静かな環境が用意できるでしょう。
特に子ども部屋に仕切りが必要なケース

「子ども部屋をわざわざ仕切る必要はない」と思う人もいるかもしれませんが、仕切りが欠かせない家庭もあります。子ども部屋の仕切りを検討した方がよいケースを確認しておきましょう。
きょうだいで性別が異なる場合
きょうだいで性別が異なる家庭は、子ども部屋を分けることが不可欠になるでしょう。きょうだいの仲がよかったとしても、着替えなどのことを考えるとはやめに対処するのがおすすめです。
子どもたちが小さいうちは、家具などを置いてスペースを仕切るだけでも問題ありません。遅くとも思春期を迎える前に、完全に部屋を仕切ったり、個室を与えたりするのが無難です。
部屋で安心して過ごせるように、お互いのスペースが見えないように意識しましょう。家具やものを置くだけでは不十分だと感じたら、工事をして後から仕切りを取り付けるのもおすすめの方法です。
