子ども部屋のおすすめの仕切り方。タイミングやメリットデメリットも

子ども部屋のおすすめの仕切り方。タイミングやメリットデメリットも

子ども部屋を仕切るメリット・デメリット

子ども部屋に仕切りを作ることで、どのような影響があるのでしょうか。専用のスペースを与えるメリットとデメリットを解説します。

プライバシーの確保・自立心の育成

子ども部屋を仕切る一番のメリットは、プライバシーが確保できることです。親やきょうだいの目が届かないところで自由に過ごす時間ができるため、気持ちがリラックスする効果も期待できます。

きょうだいと部屋を共有していると、友だちを部屋に呼ぶのに抵抗がある子どももいるでしょう。自分だけのスペースができることで交友関係が広がり、自分の意思で行動できるようになるのもメリットです。

専用のスペースができたことで、部屋をきれいに片付けたり模様替えをしたりと、積極的に動き始める子どもも多く存在します。掃除などの生活習慣が身につくのは、子どもの自立心が育まれる第一歩です。

部屋が狭くなる・費用がかかる

ひとつの部屋に仕切りを設置する場合、1人分のスペースが手狭になってしまうのがデメリットです。部屋を分割することになるため、子どもが成長するにつれて不満を感じる可能性も考えられます。

また、仕切り方によっては、完全に部屋が分かれていないケースもあります。同じ部屋にきょうだいがいると生活音が聞こえるので、気配が気になって勉強に集中できない場合もあるのです。

後から本格的な仕切りを設置するのであれば、工事が必要になります。工事を視野に入れているなら、ある程度の費用が発生するため事前に相場を知っておきましょう。

子ども部屋を仕切る場合の費用相場

部屋の仕切りには、主に可動式と固定式の2種類があります。ここでは、工事を伴う場合の、設置費用の相場をチェックしましょう。

可動式の仕切りの場合

可動式の仕切りには、じゃばらになったカーテンタイプやパーティションタイプなどの種類があります。可動式の仕切りを選ぶなら、高価なものでも数万〜10万円程度で設置できるのがうれしいポイントです。

工期は1日で完了することも多く、設置したいと思ったときにすぐ実行できます。固定式の仕切りと比べて、気軽に取り入れやすいのがメリットです。

広いスペースが必要になったときは、仕切りを動かすこともできます。状況に応じて開け閉めできるため、設置した後も柔軟に利用できるのが可動式の仕切りの特徴です。

固定式の仕切りの場合

固定式の仕切りを設置する場合、部屋の中に新たに壁を作ることになります。部屋の大きさにもよりますが、目安としては10~50万円程度です。

壁を設置する位置によっては、片方のスペースにだけ光が入りにくくなる可能性もあります。完全に部屋を仕切ることになるので、壁を作るだけでなくドアやエアコン、コンセントなどの設備が必要になるケースもあるのです。

固定式は可動式に比べて防音性が高いものが多い一方で、壁以外にも空調や電気の工事が必要になります。そのため工期も長くなり、1週間程度の時間がかかるのが特徴です。

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