【資格別】おすすめの看護師向け転職サイト・エージェントを比較

ここからは正看護師、准看護師、助産師、保健師といった資格別におすすめの看護師向け転職サイトや転職エージェントを表形式で比較していきます。自身が保有する資格に合わせてチェックしてみてください。
【正看護師】資格保有者におすすめの転職サイト・エージェント
正看護師の資格を保有する人におすすめなのが、看護roo! 転職、レバウェル看護、看護師ワーカーの3つです。
このうち、求人数をとにかく重視する人には看護roo! 転職がおすすめ。全体の半数近くが正看護師向けの求人となっており、条件に合う転職先が見つかりやすいでしょう。一方、待遇だけでなく職場の雰囲気なども重視するならレバウェル看護、反対に待遇重視なら看護師ワーカーをチェックしてみてください。
| サービス名 | 求人数(※2025年6月時点) | 特徴 |
| 看護roo! 転職 | 約21万9000件 | ・全国各地の求人を豊富に取り扱っており、転職サポートも充実 ・全体の半数近い約9万8000件が正看護師向けの求人 |
| レバウェル看護 | 公開求人約13万件 | ・職場の雰囲気などの情報提供ありでミスマッチが起こりづらい ・全国各地の豊富な求人から正看護師向けの求人を探せる |
| 看護師ワーカー | 約3万1000件 | ・好待遇の非公開求人を多く取り扱っている ・看護師専門のアドバイザーによる転職サポートが充実している |
【准看護師】資格保有者におすすめの転職サイト・エージェント
准看護師資格の保有者におすすめなのが、ナース専科 転職、レバウェル看護、マイナビ看護師の3つです。このうち、よりよい条件で働けるよう交渉もお願いしたいなら、転職サポートに定評のあるナース専科 転職がおすすめです。
一方、レバウェル看護とマイナビ看護師はいずれも、約3万5000件の准看護師向けの求人を保有。幅広い選択肢の中から最適な求人を探したい人にとって使いやすいでしょう。
| サービス名 | 求人数(※2025年6月時点) | 特徴 |
| ナース専科 転職 | 20万件以上 | ・地域専任のキャリアパートナーによる転職サポートが充実 ・条件交渉なども安心して任せられる |
| レバウェル看護 | 公開求人約13万件 | ・職場の雰囲気などの情報提供ありでミスマッチが起こりづらい ・約3万5000件の准看護師向け求人を取り扱っている |
| マイナビ看護師 | 約9万2000件 | ・大手転職サービスのマイナビの運営で豊富な転職ノウハウあり ・約3万5000件の准看護師向け求人を取り扱っている |
【助産師】資格保有者におすすめの転職サイト・エージェント
専門性の高い助産師は非公開求人も多いため、キャリアアドバイザーなどから求人を紹介してもらえるサービスが最適。中でも、おすすめなのがナース専科 転職、ナースではたらこ、スマイルナースの3つです。
このうちナース専科 転職は助産師、スマイルナースは周産期医療の求人情報の特集ページを用意。助産師の求人にも力を入れていることが分かります。一方、ナースではたらこは医療機関を「逆指名」する独自のシステムを取り入れているのが大きな特徴。「この病院で働きたい」という思いがある人はチェックしてみてください。
| サービス名 | 求人数(※2025年6月時点) | 特徴 |
| ナース専科 転職 | 20万件以上 | ・転職サポートが充実しており、条件交渉なども安心 ・助産師向けの求人を集めたページあり |
| ナースではたらこ | 約9万4000件 | ・助産師での求人の絞り込みが可能 ・非公開求人も多く取り扱っており、医療機関を「逆指名」できる独自サービスも |
| スマイルナース | 約2万6000件 | ・母体、胎児や新生児の命を守る「周産期医療」の求人特集ページあり ・LINEで求人を受け取れるため、効率よく転職活動を進めやすい |
【保健師】資格保有者におすすめの転職サイト・エージェント
最後に、保健師の資格を持つ人におすすめなのが、マイナビ看護師、ナース専科 転職、看護師ワーカーの3つです。保健師向けの求人は、全体数がそれほど多くなく、競争率も高いため、一般的に転職サポートが充実しているサービスを選ぶと効率よく転職活動を進めやすいでしょう。
このうち、マイナビ看護師は豊富な転職ノウハウを保有しているのが大きな魅力。一方、ナース専科 転職は地域専任のキャリアパートナーが在籍しており、条件交渉も安心して任せられます。残る看護師ーワーカーは好待遇の非公開求人を多く取り扱っているため、待遇重視の人にもおすすめです。
| サービス名 | 求人数(※2025年6月時点) | 特徴 |
| マイナビ看護師 | 約9万2000件 | ・大手転職サービスのマイナビの運営で豊富な転職ノウハウあり ・約1400件の保健師向け求人の取り扱いあり |
| ナース専科 転職 | 20万件以上 | ・転職サポートが充実しており、条件交渉なども安心 ・保健師向けの求人を集めたページあり |
| 看護師ワーカー | 約3万1000件 | ・好待遇の非公開求人を多く取り扱っており、転職サポートも充実 ・保健師に絞った求人検索も可能 |
看護師から一般企業に転職したい人におすすめの総合型エージェント3選
ここからは看護師をやめて、一般企業の別職種への転職を視野に入れている人におすすめの転職エージェントを3つ紹介します。いずれも、幅広い業界・職種を取り扱うエージェントで、転職サポートもあるため、これまでの経歴やスキルを生かしつつも、働ける別の職種が見つかりやすいでしょう。
なお、総合型の転職エージェントについて詳しく知りたい人はママテナで公開中の女性向け転職エージェントについての記事も参考にしてみてください。
リクルートエージェント

リクルートエージェントは業界最大手の転職エージェント。豊富な求人数が最大の魅力で、転職を考えるならまずは登録しておいた方がいいエージェントのひとつと言えるでしょう。専用アプリなど、転職活動を効率よく進めるための機能も充実。もちろん、キャリアアドバイザーによる転職支援にも定評があるので、看護師以外の仕事を初めて探すという人も安心して利用できます。
| サービス名 | リクルートエージェント |
| 運営企業 | 株式会社インディードリクルートパートナーズ |
| 求人数 | 公開:約59万4000件/非公開:約45万7000件 |
| 特徴 | ・業界最大手の総合型転職エージェントで転職を考えるすべての人におすすめ ・圧倒的な求人数の多さで、豊富な業界や職種の求人から、自身に最適な求人を紹介してもらえる ・専用アプリなども充実しており、転職活動を効率よく進めやすい |
ママテナではリクルートエージェントについて詳しく紹介した記事も公開中です。ぜひ参考にしてみてください。
>>リクルートエージェントについて詳しく紹介した記事はこちら!
type女性の転職エージェント

type女性の転職エージェントは女性を主な対象とした転職エージェント。出産や子育てをきっかけにした働き方のチェンジなど、女性ならではの悩みに寄り添った転職サポートが期待できます。また、転職に悩む人向けの相談会を多く開催しているのも大きな魅力。今後、どうするか、まだ決めきれていないという人も一度、公式サイトをチェックしてみるとよいでしょう。
| サービス名 | type女性の転職エージェント |
| 運営企業 | 株式会社キャリアデザインセンター |
| 求人数 | 約3万7000件(うち約2万4000件が非公開求人) |
| 特徴 | ・女性ならではの事情に寄り添った転職サポートが魅力の転職エージェント ・女性の転職に精通したキャリアアドバイザーが転職をサポート ・転職に悩む人向けの相談会も多く開催している |
ママテナではtype 女性の転職エージェントについて詳しく紹介した記事も公開中です。ぜひ参考にしてみてください。
>>type 女性の転職エージェントについて詳しく紹介した記事はこちら!
doda

出典:doda公式サイト
dodaは一度の登録で、求人への自己応募ができる転職サイトと、プロのキャリアアドバイザーのサポートを受けられる転職エージェント、両方の機能が使える転職サービスです。求人数も豊富で細かい条件での求人検索もできるため、とりあえずどんな求人があるかチェックしてみたい、という人にもおすすめのサービスと言えるでしょう。また、公式サイトは年収査定や自己PR発掘診断など、転職活動に役立つ独自コンテンツも充実しています。
| サービス名 | doda |
| 運営企業 | パーソルキャリア株式会社 |
| 求人数 | 20万件以上の求人 |
| 特徴 | ・一度の登録で転職サイトと転職エージェント、両方の機能が使える転職サービス ・細かい条件で求人を検索できるため、より最適な求人を見つけやすい ・年収査定や自己PR発掘診断などの独自コンテンツも充実 |
ママテナではdodaについて詳しく紹介した記事も公開中です。ぜひ参考にしてみてください。
看護師が転職サイトや転職エージェントを使うときのポイント

ここからは看護師が転職サイトや転職エージェントを使うときのポイントをいくつか紹介します。これから転職活動をスタートするという人はぜひ参考にしてみてください。
転職サイトと転職エージェントのどちらが合うかを考える
転職サイトや転職エージェントを利用する場合、まず考えたいのが転職サイトと転職エージェントのどちらが最適か、というポイントです。転職サイトは掲載されている求人をチェックし、気に入ったものに自ら応募する、という形式。一方、転職エージェントはプロのキャリアアドバイザーから求人紹介やアドバイスを受けながら、転職活動を進めていく形式です。
現職を続けながらマイペースで職探しをしたい人や、そこまで転職を急いでいないという人は転職サイト、反対に「〇月までに転職したい」など具体的に考えている人は転職エージェントの方が使いやすく、おすすめです。
希望条件を明確にし優先順位をつける
より良い求人を探すためには、転職における希望条件を明確にして、それぞれの優先順位をつけることが大切です。一般的に、転職によってすべての条件が叶うことは少ない、と考えておいた方がよいでしょう。
このため、絶対に譲れない項目と妥協できる項目をしっかりと決めておくようにしてください。いくつかの転職先で迷ったときは、優先順位の高い条件からチェックしていくと、入職後のミスマッチが防ぎやすくなります。
経歴やスキルはエージェント側に正直に伝える
プロのキャリアアドバイザーによる転職サポートを受ける転職エージェントの場合、登録後に担当のキャリアアドバイザーとの面談の場が設けられるのが一般的。この面談では自身の経歴やスキル、転職理由、希望条件などについて、できるだけ正直、かつ具体的に伝えるようにしてください。
しっかりと伝えておくことで、紹介される求人のマッチング精度も高まるほか、キャリアアドバイザー側もサポートがしやすくなります。うまく伝わるか不安な場合は事前に伝えるべきことを整理しておくのがおすすめです。
エージェントの場合、転職意欲の高さをアピールする
転職エージェントは一般的に、転職意欲の高い人から求人を紹介していきます。このため、スムーズに転職活動を進めたいなら、最初の面談で希望の転職時期を具体的に提示する、エージェントからの連絡にはできるだけ早く返信するなど、転職意欲の高さをアピールすることが大切です。
書類の添削や面接の対策などについても、エージェント側からアクションがない場合は転職者側から積極的に依頼するようにしましょう。
複数の転職サイトや転職エージェントを併用する
転職サイトや転職エージェントに登録するときは、1つに絞るのではなく、複数に登録するのがおすすめです。各転職サイトや転職エージェントはそれぞれ、非公開求人や独占求人を保有していますが、それは登録しないと知ることができません。
また、転職サポートの内容やキャリアアドバイザーの質などにも違いがあるでしょう。いくつかに登録した上で、メインで利用するサイトやエージェントを選ぶのがおすすめです。
看護師向け転職エージェントの使い方

ここからは看護師向けの転職エージェントの使い方を具体的に紹介します。登録を考えている人は参考にしてみてください。
経歴やスキル、個人情報などを記入しサービスに登録する
転職エージェントを利用する場合、まず必要となるのが、サービスへの登録です。多くはオンライン上で経歴やスキル、個人情報などを記入するだけで登録が完了します。また、電話番号を記載しているサービスもあるため、オンライン上での登録が不安な人は電話してみるとよいでしょう。
担当のキャリアアドバイザーと面談する
登録が完了したら、担当のキャリアアドバイザーとの面談が設定されます。この面談の目的は経歴やスキル、希望条件の確認など。なお、面談ではウソをつくのはNG。正確な情報を伝えられるよう、事前に伝えたい項目を整理しておくのがおすすめです。
自分の条件に合った求人を紹介してもらう
初回面談後は、自分自身の条件に合った求人の紹介がスタートします。よい求人があったら、担当のキャリアアドバイザーに連絡し、応募するようにしてください。
サポートを受けながら、書類や面接などの選考に進む
応募完了後は書類や面接などの選考が始まります。履歴書や職務経歴書といった書類の添削や、面接の受け答えについてのアドバイスも、担当のキャリアアドバイザーに依頼するのがおすすめ。プロの視点から的確な指摘をしてもらうことで、内定の確率が高まります。
内定を獲得、条件交渉などはエージェント側が代行してくれることも
選考を通過し内定を獲得したら、転職先との条件交渉はエージェント側にお願いしましょう。転職者が自ら交渉する場合、難航したり、入職前にマイナスな印象を持たれたり、といった恐れもあります。
このため、転職先とも関係を築いてきたエージェント側に交渉を依頼することで、スムーズに進みやすくなるでしょう。
看護師向け転職サイトの使い方

ここからは看護師向け転職サイトの使い方を具体的に紹介します。登録を考えている人は参考にしてみてください。
経歴やスキル、個人情報などを記入しサービスに登録する
転職エージェントと同じく、まず必要になるのがサービスへの登録。オンライン上で経歴やスキル、個人情報などを記入して登録を済ませましょう。登録することによって、マイページが使えるようになったり、非公開求人が見られるようになったり、といったメリットがあります。
自分の希望条件に適した求人を見つけたらどんどん応募する
登録後は求人をチェック。転職サイトでは、キャリアアドバイザーによる求人紹介などはないため、自分の希望条件に適した求人を見つけたら、どんどん自己応募するのがおすすめです。
病院や施設などの採用担当者からのスカウトもチェックする
転職サイトの中には、病院や施設などの採用担当者からアプローチがあるスカウト機能を備えたサービスも。自己応募に加え、スカウトもこまめにチェックし、興味のある求人には応募するようにしてください。
看護師の転職についてよくある質問

ここからは看護師の転職についてよくある質問に回答していきます。参考にしてみてください。
看護師向けの転職サイトやエージェントは結局どこがいいの?
どの転職サイトやエージェントがいいかは、転職者がどんなポイントを重視するかによって違います。転職サイトやエージェントはそれぞれ特徴があるため、自分自身が重視するポイントに合ったサービスを選ぶのがおすすめです。
なお、記事内の「看護師におすすめの転職サイト・エージェントの特徴を比較!」の項目では、今回の記事で紹介した20個のサービスを比較しているので参考にしてみてください。
看護師が転職するなら何月がいい?
一般的に看護師向けの求人は年末年始の休暇が明ける1月~3月と、ボーナス支給後の6月~7月に増えると言われています。ただ、看護師の転職にかかる期間は転職先の規模によって違う点に注意が必要です。
例えば、大手の病院や施設への転職を目指すなら春に動き出し1年後の4月の入職を目指すのがおすすめ。一方、中小規模の病院や施設、パートタイムでの転職なら入職時期の2~3カ月前に動き出すとよいでしょう。
看護師以外の職種にも転職できる?
看護師が看護師以外の職種に転職することは可能です。例えば、事務職や販売職、営業職などは未経験からでも比較的挑戦しやすい職種として知られています。
なお、看護師以外の職種への転職も視野に入れている人は、記事内の「看護師から一般企業に転職したい人におすすめの総合型エージェント3選」の項目も参考にしてみてください。
看護師向けの転職サイトやエージェントは使わない方がいいって本当?
看護師の転職は、転職サイトやエージェントを利用する以外にも、ハローワークや、日本看護協会・都道府県看護協会が運営するナースセンターなどで転職先を探すといった方法もあります。
ただ、記事内の「看護師が転職で転職サイト・エージェントを利用するメリットとは?」の項目でも紹介した通り、より幅広い選択肢の中から求人を探すなら転職サイトやエージェントへの登録がおすすめ。利用に不安を感じる場合は、運営企業の業績やサービスへの口コミなども事前に確認しておくとよいでしょう。
看護師向けの転職サイトやエージェントは利用料金がかかるの?
看護師向けの転職サイトや転職エージェントの利用は基本的に無料。例えば求人紹介や書類添削、面接へのアドバイスなどを受けたからといって、料金がかかることはありません。これは人材を受け入れる病院や施設側から収入を得ていることが大きな理由です。安心して登録してください。
まとめ
看護師におすすめの転職サイトや転職エージェントについて詳しく紹介しました。違う病院や施設への転職を考えている人や、ブランクがある中でも資格を生かして看護師として復帰したいと考えている人は、豊富な求人を取り扱う看護師特化型の転職サイトや転職エージェントへの登録がおすすめです。ぜひ、記事内で紹介した内容を参考に転職活動に取り組んでみてください。
(構成・文:ママテナ編集部)
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