雨の多い梅雨の時期は、外に出かけるのがおっくうになりますよね。

かといって部屋でじっとしているだけでは気分が落ち込んだり、憂うつになることも……。

最近は低気圧が頭痛に関係する「天気痛」も一般的に知られるようになり、かくいう筆者も天候には精神的にも身体的にも影響を受けています。

こうした不調の症状”梅雨だる”について、睡眠の質低下が引き起こす精神的・身体的疲労の蓄積”のメカニズムとその解消法を紹介します。

7割もの女性が梅雨時期に不調を感じている!

出典:株式会社ミカレア「梅雨と女性の不調調査」(2022年5月)

梅雨時期の体調について女性を対象に実施した調査によれば、梅雨時期に不調を感じている人はなんと、約7割にものぼるそう。

症状としては、

・「何となく憂うつ、気が重い」(61.9%)
・「だるい」(58.3%)
・「頭痛」(46.9%)
・「やる気が出ない」(44%)
・「なかなか疲れが取れない」(33.9%)

などなど。皆さんも、心当たりがあるのでは? 身体的な疲れもありますが、メンタル面での不調を感じている人が多いようですね。

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睡眠の質低下と自律神経の乱れ→梅雨だる

雨が続くと気分的に落ち込むのもありますが、じめじめした湿度による不快感や、外に出かける機会が減るストレスによって運動不足にもなりがちです。

また、新生活を迎えてからまもない時期でもあるので、生活の変化に心が追いつかないという人も多いのではないでしょうか。


このようなストレスが蓄積すると睡眠の質が低下してしまったり、またそれによって自律神経のバランスがくずれ、さらにまた睡眠の質が下がるという悪循環に……。

実際に行われた調査でも、睡眠に不満がある人は満足している人を上回っていたそうです。睡眠に満足できない理由としては

・「寝ても疲れが残っている」
・「すっきり目覚められない」

が 1 位・2 位にランクイン。これは良質な睡眠がとれていない状態です。なんとか睡眠の質を上げて、悪循環を断ち切りたいですね…!