「見てるだけでわくわくする」 もはや何LDKなの? 内装がカオスすぎるユニーク物件に思わず仰天

 普通の物件とはちょっと違った独創的な間取りの店舗兼賃貸住宅の紹介動画がYouTubeで公開され話題です。思わず足を踏み入れたくなるユニークな物件に、視聴者からは沸き立つ声があがっています。

お風呂は外から丸見え

 動画を公開したのは、日本中に眠っている個性的な物件や住宅を紹介するYouTubeチャンネル「ゆっくり不動産」。今回は、チャンネル開設当初からたびたび登場してきた一級建築士事務所「ビーフンデザイン」のビーフンさんこと進藤強さんが手掛けた、「店舗兼賃貸住宅」と「猫」をコンセプトにした物件を紹介しています。

 今回紹介するのは横に並んだ2つの物件。玄関は掃き出し窓を挟んでドアが2つ設置されているという、初っぱなから不思議な作りとなっています。

1部屋目の内見スタート!

 まずは1つ目の部屋から紹介。1階部分は店舗を想定してデザインされており、掃き出し窓やガラス戸のおかげで開放的な雰囲気です。奥にはキッチンが設置され、天井は吹き抜けとなっているため2階部分の一部が見渡せます。

 猫ちゃんの侵入防止も兼ねたドアの向こうにある階段をあがっていくと2階となり、居室にはダイニングキッチンが設置されています。奥は半階あがったスペースとなっており、その横には視点よりも高い位置にはめ殺しの室内窓が取り付けられたバスルームがあります。

 天井を見上げると、建物が台風や地震などの災害で変形するのを防止する「火打梁(ひうちばり)」が組まれており、これは猫ちゃんが遊べるキャットウォークとしての役割も担っているとのこと。他にも猫ちゃんの爪とぎ用に、ハンガーパイプが麻ひもでぐるぐる巻きにされているなどの工夫も見られました。

隣の物件もユニークだった

 お次は隣にある2軒目の物件を内見へ。ドアから入ると細長い廊下があり、左側は掃き出し窓、右側はピクチャーレールが設置された壁となっています。そこを抜けると、物販などを想定したスペースが現れます。

 1階にはキッチンやトイレが設置されていませんが、相談次第で設置可能とのこと。奥のドアには階段があり2階へつながっています。2階にはダイニングキッチン、トイレや浴室、洗濯機スペースが完備されています。

 さらに3階もあり、光差し込む明るい空間をあがっていくと、まるで秘密基地のようなスペースや半個室が出現。右手にある掃き出し窓からは、バルコニーに出られるようになっています。

 2軒の立体的な間取りに、視聴者からは「見てるだけでわくわくします」「まさにこういう物件最高です」と見ているだけで楽しめるという声や「猫と暮らせるなら猫をモチーフにしたお店との相性が良さそうですね」と猫ちゃんが喜びそうだという声が寄せられていました。

 なお、今回の物件の最寄り駅は京成押上線の京成立石駅(東京都葛飾区)となっており、1部屋目が賃料15万5000円、2部屋目は賃料15万円(動画公開時点)とのことです。

動画提供:YouTubeチャンネル「ゆっくり不動産」さん

何LDKか分からない複雑な間取りの部屋

「ゆっくり不動産」で紹介された物件まとめ

動画提供:YouTubeチャンネル「ゆっくり不動産」さん