顔まわりやお腹はケアしていても、“背中”はつい見落としがち。ですが、たるみや姿勢の崩れが「おば見え」を加速させる原因になってしまうんです。そこでおすすめしたいのが、ピラティスの簡単エクササイズ【バック・エクステンション・プローン】。背中全体の筋肉をバランスよく刺激し、はみ肉や猫背を予防できます。
背中の“ゆるみ”がおば見えを加速させる
背中の筋肉は、普段の生活で意識しにくく、年齢とともに衰えやすいパーツです。特にデスクワークやスマホ姿勢が続くと、肩甲骨周りが固まり、代謝が低下。気づけばブラの上に“はみ肉”がのっていた…なんてことも少なくありません。
さらに、背中の筋力低下は姿勢の崩れにも直結します。猫背や巻き肩が進むと、首やフェイスラインまでたるんで見え、「後ろ姿が年齢を感じさせる」状態に。つまり、背中を鍛えることは“見た目の若々しさ”を取り戻す第一歩なのです。
バック・エクステンション・プローン
(1)うつ伏せになって両腕を体側に置き、おでこを床につける

▲お腹を締めて、床とお腹の間に手のひらが入るスペースを作ります
(2)背筋を使いながら上半身をゆっくり起こし、2〜3呼吸(約20秒間)キープして(1)の姿勢に戻る

▲太ももにやや力を入れて上半身を支えます
これを“1日あたり5回を目標”に実践します。なお、期待する効果をきちんと得るためには「お腹をベタっと床につけた状態で行わないこと」がポイント。しっかりと背筋を使って、脚が浮かないように注意してくださいね。<ピラティス監修:Minami(インストラクター歴4年)>
