年齢を重ねると気になり始める「ぽっこりお腹」。実はその原因の多くは「腹直筋(ふくちょくきん)」というお腹の正面にある筋肉の衰えです。そこで今回が、そんな腹直筋を効率よく鍛えるのにおすすめの簡単エクササイズを紹介。体をVの字に保つことで、下腹・ウエスト・姿勢を一気に整える効果が期待できます。
“ぽっこりお腹”の原因は「腹直筋の衰え」
「食べすぎでも運動不足でもないのに、お腹だけ出て見える」という悩みの裏には、腹直筋の衰えが潜んでいます。腹直筋は、みぞおちから骨盤までを縦に走る筋肉で、体幹を支える要となる部分。
この筋肉が弱まると姿勢が前のめりになり、内臓が下がってお腹がぽっこり見える原因に。見た目の問題だけでなく、代謝の低下や腰痛などにもつながるため、早めのケアが大切です。
「腹直筋」を強化する簡単エクササイズ
(1)両ひざを立て背筋を伸ばして座り、両手をひざ裏に添える

(2)背筋を伸ばしたまま、バランスを取りながら両脚は床と並行になるように持ち上げて10秒間キープする

これを“1日3回を目標”に実践します。なお、期待する効果をきちんと得るためには「両脚を持ち上げる際に背中を丸めないこと」がポイント。続けるほど腹筋や体幹が強化されていくので、代謝UPにもつながります。ぜひ習慣化してみてくださいね。<エクササイズ監修:本間(トレーナー歴5年)>
