「最近、なんだか体が重い気がする…」「気づいたら下半身ばかり太ってきた…」そんな“おデブ化予備軍”を食い止めるには、今すぐ生活習慣に小さなアクションを加えるのが効果的。そこで今回は、忙しくても続けられる【ながらダイエット習慣】を3つ紹介。すべてピラティスや体幹トレーニングをベースにしたシンプルな方法で、自然と引き締まった痩せ体質に導いてくれます。
「ニュートラル・ポジション」で、立つだけで腹筋&お尻を強化
まずはピラティスの基本中の基本、「ニュートラル・ポジション」から。これは骨盤と背骨の自然なカーブを保った“正しい立ち姿勢”のこと。見た目は普通の立ち姿でも、意識を変えるだけでインナーマッスルがじわじわ働きます。

▲真横から見ると背骨が自然なS字カーブを描くニュートラル・ポジション
やり方は、耳・肩・骨盤・くるぶしが一直線になるよう意識して立つだけ。骨盤を前後に傾けすぎず、肩の力を抜いて背筋をスッと伸ばすのがコツ。キッチンで料理をしているとき、電車で立っているときなど、日常の“立ち時間”をトレーニングに変えることで、腹筋やお尻の筋肉が自然と引き締まっていきます。
「腹式呼吸」でインナーマッスル&代謝をW強化
痩せ体質をつくるうえで外せないのが、深くゆったりとした「腹式呼吸」。意識的に横隔膜を使って呼吸することで、体幹を支える筋肉=インナーマッスルが刺激され、基礎代謝もアップします。
まずは鼻からゆっくり息を吸いながらお腹をふくらませ、口から細く長く吐きながらお腹をへこませます。このとき背筋を伸ばしたまま行うと、さらに効果的。テレビを見ながら、湯船につかりながらなど、ちょっとした“ながら時間”に取り入れるだけで、ぽっこりお腹にも変化が出てきます。
