「〇〇までに痩せたい」という思いから“短期集中ダイエット”に挑戦した経験はありませんか?でも、一時的には体重が減っても、すぐにリバウンドして結局元に戻ることに。実は「痩せては太るを繰り返す」人ほど、この短期集中型に頼ってしまいがちです。そこで今回は、なぜ短期集中が失敗に終わりやすいのか、そしてリバウンド地獄から抜け出すための方法を解説します。
急激な制限が代謝を落とし、リバウンドを招く
短期集中型ダイエットの多くは「糖質完全カット」や「極端なカロリー制限」など、少々極端なダイエットに偏るもの。体はこれを“飢餓状態”と勘違いし、基礎代謝を落としてエネルギーを節約するモードに切り替えます。
その結果、体重が減ったように見えても、落ちたのは水分や筋肉ばかり。代謝が下がった体は脂肪をため込みやすくなり、普通の食事に戻した途端に一気に体重が増加することに。痩せては太る負のループに陥るのは、この体の仕組みが大きな原因です。
我慢がストレスを招き、暴食と再挑戦の悪循環に
短期集中は「食べたいものを我慢する」ことが前提。その我慢が積み重なれば、心のストレスは大きくなります。ある日ふと甘いものや揚げ物を食べてしまうと、「せっかく頑張ったのに」と自己嫌悪に陥り、さらに「また短期集中で取り戻そう」と極端な制限を繰り返す…。
このように「制限→暴食→リバウンド→再挑戦」という悪循環を招きやすく、結果的に痩せにくい体と疲れた心だけが残ってしまいます。
