【ザ・ホテル青龍 京都清水】の夕食は、敷地内にあるフレンチレストラン「ブノワ 京都」のほか、2025年の春からホテル棟にあるレストラン「ライブラリー」でディナーの連日営業も始まり、雰囲気のあるSUSHI-BARとして夜のみビジターも利用できるようになりました。料理人が丁寧に作る上品な出汁の味や華やかな盛り付けと共に、素材を活かした京料理を楽しめます。
|夕食はSUSHI-BAR@libraryで
産地と鮮度にこだわったネタで作るお寿司は、シグネチャーコースや寿司会席、単品の握りなどから選べます。さらにお寿司とのマリアージュを考えたワインや日本酒、カクテルなどもそろえ、ペアリングもおすすめです。

▲レストランの雰囲気に溶け込むスタッフの制服もエレガント
旧清水小学校の広い講堂を改装したレストラン「ライブラリー」は、テーブルの間を本棚で仕切り、その名のとおり図書館を思わせる内装です。高い天井のデザインも現代的に見えますが、梁や格子模様を含め昭和8年(1933年)建築の洋風なデザインをほぼそのまま活かしています。

▲本棚には京都にゆかりの書籍が並び、実際に読むこともできます
|前菜と手まり寿司のディナーコース
小学校当時から中庭にある大階段をイメージした三段盛りの前菜と、カラフルでコロンと可愛らしい手まり寿司9貫を合わせたシグネチャーメニュー「 Sushi-Temari 」を紹介します。

▲シグネチャーメニューの前菜
お料理には「獺祭」をチョイス。華やかな香りが際立つようにワイングラスで提供され、フルーティーで心地よい余韻はお寿司のペアリングにベストマッチ。ついつい飲みすぎてしまうお酒です。

▲「獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分 120ml」¥3,500
前菜は、京料理らしい華やかさと繊細さが際立つ六種類の小鉢が並びます。リカーグラスに入っているのは、水が美味しい京都ならではの湯葉。ウニが飾られ、トロリとトロリの滑らかな二重奏を楽しめます。

▲京都ならではの「汲み上げ湯葉」
かぼちゃを使ったお豆腐には、牛乳と共に鰹と昆布で作った喰出汁を隠し味に忍ばせています。少量の塩などを加え、かぼちゃの甘みとミルク感を引き立てています。

▲味わい深い「南京豆腐」
暑い季節の京都といえば鱧。ハスイモのずいき(葉柄)を出汁と絡めたソースがかかり、梅肉も添えられてさっぱりといただきました。

▲夏の京都を味わう「鱧のおとしとハスイモ」
「ホタテとサーモンのスモーク」は、キャビアをトッピング。黄身酢の甘みと酸味が、スモーキーな風味を引き立てます。

▲色あいも楽しい「ホタテとサーモンのスモーク」
エビのすり身で作ったしんじょを添えた、ミニトマトは色鮮やか。砂糖とレモンのシロップで煮た湯剥きトマトを、夏を彩るホオズキの実に見立てます。優しい甘さとさっぱりとしたレモンが後を引く一品です。

▲目にも鮮やかな「海老しんじょとミニトマトのレモン煮」
