髪を巻くと、なぜか「頑張ってる感」や「老け見え」につながってしまう…。この大人世代のヘアスタイリングで起こりがちな悩みは、実は“巻き方”と“動きのつけ方”がポイント。ぐっと強く巻くよりも、毛先がふわっと揺れているくらいの“さりげなさ”が、上品で今っぽい若見えヘアを叶えます。そこで今回は、忙しい朝でも簡単にできて、秋冬コーデにもなじむ【大人のゆる巻きヘアアレンジ】を紹介。自然体で、でもきちんと見える髪で印象を更新しましょう。
毛先に空気を含ませる“ゆるカール”で軽さをつくる
大人世代の髪は、強く巻きすぎると一気に“作り込んだ”印象に。重たさや古さにつながってしまいます。まずはアイロンを髪の中間から軽くすべらせるように動かし、毛先だけにふわっと丸みをつけるイメージです。

“カールを作る”のではなく、髪に空気を含ませる感覚がポイント。仕上げにオイルを少量だけ毛先中心になじませると、ツヤとまとまりが生まれ、柔らかい印象に整います。
低めのひとつ結びで“余白”をつくる
ひとつ結びアレンジは、結ぶ位置が印象を決めるポイント。高い位置で結ぶと元気すぎて見えたり、逆にきっちりまとめすぎると生活感が出やすいもの。

襟足に近い低めの位置でそっとまとめると、首元に自然な余白が生まれ、落ち着いた上品さが引き立ちます。きつく締めすぎず、少しだけゆとりを残してまとめることで、「頑張っていないのにきれい」な、大人の余裕が漂います。
