寒さが深まる季節、気づかないうちに肩がすくみ、背中が丸まりやすいもの。そうすると、二の腕まわりに“もたつき”が出て、上半身が一気に重たく見えてしまうのです。そこで今回は、固まりやすい肩まわりをほぐしながら、二の腕を“するん”と細見えさせるヨガの簡単ポーズ【アルダ・ピンチャ・マユーラアーサナ】を紹介します。
冬は“肩まわりが固まりやすい”から太見えしやすい
冬は寒さで肩がキュッとすぼまり、背中が丸まりがち。この姿勢が続くと、二の腕と肩の境目が曖昧になり、上半身のラインにメリハリがなくなるのが大人世代の特徴です。
さらに、血流が滞ることでむくみが溜まりやすくなり、たるみが強調されて「冬は太って見える…」と感じやすい時期でもあります。つまり、細見えの鍵は「二の腕そのもの」ではなく、肩・肩甲骨・背中の位置を整えることにあります。
アルダ・ピンチャ・マユーラアーサナ
(1)四つ這いの姿勢になって、ひじと手のひらを床につける

(2)ひじと手のひらを床につけたまま両脚を伸ばして、伸ばしきったらゆっくり3〜5呼吸(約30秒間)キープする

▲両脚を伸ばした時にお腹もしっかり引き上がっていることを意識します
期待する効果をきちんと得るためには「ひじと手のひらを床につけたまま、しっかり二の腕と脚を伸ばすこと」がポイント。特に両脚がきちんと伸びていないと上半身に全体重が乗ってしまうので注意してくださいね。<ヨガ監修:Minami(インストラクター歴4年)>
