「最近、前より痩せにくい」「下腹だけなぜか出て見える」。そんな“体型の変化”を感じ始めた大人世代におすすめしたいのが、ピラティスの簡単エクササイズ【テーブルトップ】です。体幹の奥がしっかり目覚め、姿勢改善効果とともにお腹まわりがスッと引き締まります。
痩せにくさ”の正体は、体幹が眠っているから
年齢とともに「体型が崩れやすい」「下腹が出やすい」と感じるのは、脂肪が増えたからだけではありません。実は、お腹の奥にあるインナーマッスルが働きにくくなり、内臓が前に落ちて姿勢が崩れることが原因です。
だからこそ、激しいトレーニングよりも、まずは体幹をやさしく目覚めさせるケアが大切です。【テーブルトップ】は、まさにその第一歩にぴったりのエクササイズです。
テーブルトップ
(1)床に体育座りして、お尻から手のひら1つ分の間隔を空けて逆手をつく

(2)一旦息を吸ってお腹を薄くし、お腹を薄くしたまま息を吐きながらひざが直角になるまでお尻を持ち上げ、お尻を上げきったところでゆっくり3〜5呼吸(約30秒間)キープする

キープが終わったら(1)の位置に戻り、これを“1日あたり5回を目標”に実践します。なお、期待する効果をきちんと得るには「常に背中をまっすぐ、お腹を薄くした状態をキープすること」、「動きと呼吸を合わせること」の2つがポイント。また、肩が上がったり、お尻を上げた時にひじが曲がってお尻が落ちたりしないように注意してくださいね。<ピラティス監修:Minami(インストラクター歴4年)>
