冬になると出番が増えるタートルネック。でも「なんか首元が詰まって見える」「顔だけ大きく見える…」というモヤモヤ、実は“首まわりのバランス崩れ”が原因かもしれません。そこで今回は、タートルを着ても軽やかに見える“大人の正解ショートヘア”を解説します。
タートルで“もっさり見え”する理由は、首と顔の距離感にあり
タートルは首をしっかり覆うぶん、顔との距離が縮まりやすく、髪の重さが残っていると“詰まった”印象になりがち。特に重ためボブは、顎ラインと首元が重なって見えることで、首が短く見える原因にもつながります。

その点、ショートヘアは首がすっきり見え、タートルとの相性が抜群。髪の重心が上に移動することで、同じ服でも驚くほど軽やか。視覚効果でフェイスラインまでシャープに整い、“冬の着ぶくれ感”を自然に回避できます。
“後頭部の丸み”と“襟足の抜け”が大人の洗練をつくる
タートルに合わせるショートヘアで大切なのは、“丸み”と“抜け”。後頭部のふんわりとした丸みがあるだけで、横顔のシルエットに立体感が生まれます。また、襟足を軽くして肌がほんのり見えるデザインにすると、首から肩に向けてのラインがスッと細く見え、タートルでも重たさを感じさせません。

トップは軽くふくらませ、襟足はコンパクトに。コントラストをつけることで、視線が上に集まり、自然な“アカ抜け感”が完成します。
