「食事も運動も変えてないのに、最近太りやすくなった気がする…」。そんなモヤモヤを抱えていたMさん(40代・会社員)が向き合ったのは、なんと“寝る前のスマホ”。毎晩、気がつけば寝落ち直前までSNSを眺めていた生活をやめたところ、たった3ヶ月で自然と−3kg。むくみもだるさも軽くなり、「こんなに体が変わるなんて」と本人も驚いたほどです。そこで今回は、そんなMさんが実践した“寝る前にスマホ断ちするだけ”の簡単ダイエットを紹介します。
寝る前スマホが“太りやすい体”を作る理由
Mさんが痩せにくくなっていた原因は、年齢だけではありませんでした。夜遅くまでSNSをスクロールし続け、ブルーライトで脳が興奮したまま寝落ちする毎日。浅い睡眠が続くことで、自律神経が乱れ、ホルモンバランスにも影響が出ていたのです。

睡眠の質が低下すると、食欲を抑える“レプチン”が減り、逆に食欲を高める“グレリン”が増加すると言われています。結果として翌日は「妙に甘いものが食べたくなる」「気づくと間食している」状態に。Mさん自身も「お昼にしっかり食べても、夕方にはスナックが欲しくなる日が続いていました」と話します。
さらに、回復が追いつかない浅い睡眠は、代謝ダウンにも直結。いわゆる“なんとなく太るモード”に入りやすいため、寝る前スマホはダイエットの大敵とも言えるのです。
“寝る前30分のスマホ断ち”で体がスッと軽くなる
Mさんが実践したのは、「寝る30分前になったらスマホを触らない」という、驚くほどシンプルなルールでした。
最初の数日は落ち着かず何度もスマホに手が伸びたものの、スマホをリビングに置くようにし、代わりに軽いストレッチと白湯の時間をセットにしたことで、自然と眠気が訪れるように。1週間ほど続けると、「朝のだるさ」がはっきりと軽減され、翌朝のむくみも大幅に減ったといいます。
体のリズムが整ったことで間食も“自然に”減り、気付けば体重は−3kg。「何も我慢していないのに、勝手に調子が上がっていく感じでした」と話してくれました。
