冬になると、「顔色がどんより見える」「メイクしても疲れて見える」そんな“くすみ問題”に悩む大人世代は少なくありません。特に30代半ば以降は、水分量の低下や血色感の喪失によって、肌が一気に影をまといやすくなるもの。それでも大丈夫。実は、光の入れ方とベース作りを少し変えるだけで、肌は驚くほど透明感を取り戻せるんです。そこで今回は、光を操って「大人の透明ツヤ肌」を作る最新メイクテクを紹介します。
冬のくすみを払う“光ベース作り”が若見えのカギ
冬のくすみは、乾燥によるキメの乱れや血行不良が主な原因。まずは、肌の土台を整えることが欠かせません。ベースメイクの前に、保湿系の下地やツヤを仕込むプライマーを薄く馴染ませることで、肌表面の影がふわりと飛び、光の反射がきれいに戻ります。

さらに、大人世代は“厚塗りをやめる”こともポイント。ファンデーションは保湿タイプの薄づきのものを選び、スポンジで叩き込むように広げると、内側にツヤを含んだ軽やかな仕上がりに。あえて肌を“作り込みすぎない”ことで、透明感とヘルシーさが両立します。
くすみを飛ばすのはハイライトより“光の置き場所”
透明感を生むコツは、“どこに光をのせるか”で決まります。とはいえ、ハイライトを広く入れてしまうとテカリに見えたり、毛穴が強調されたりと逆効果になることも。

大人世代におすすめなのは、“光の置き場所を最小限に絞る”こと。具体的には、「目頭のくぼみ」「頬骨の高い位置の一点」「鼻先ではなく鼻根(鼻の付け根)」の3か所に点で置くだけで、顔全体が自然に立体的に見え、くすみがふわっと消えたような印象に。どこから光が当たってもきれいに見える“自然なツヤ”が生まれるでしょう。特に、目頭の光は、顔をパッと明るく見せる効果が高く、オンライン会議や夜の外出でも威力を発揮してくれます。
