「食事も運動も急に変える自信がない…」そんな悩みを抱えていたNさん(40代前半・営業職)が取り入れたのは、“毎日10分の入浴”という驚くほどシンプルな習慣。シャワー中心の生活を見直し、湯船にしっかり浸かるようにしたところ、冷えが改善され、むくみも軽くなり、気付けば4ヶ月で自然に−4kg。そこで今回は、Nさんが実感した“入浴ダイエット”の効果に迫ります。
冷えが続くと「痩せにくい」は加速する
Nさんは仕事柄デスクワークが多く、足先の冷えや夕方のむくみに長年悩まされていました。

冷えが続くと血流が滞り、代謝が低下。筋肉も硬くなり、消費カロリーが下がりやすいため、同じ量を食べても脂肪を溜め込みやすい状態になります。「食べる量は変わってないのに、なぜか体が重い…」という感覚は、まさにそのサインだったのです。
“10分浸かるだけ”で代謝がじわじわ回復
生活を変えたのは、ただ湯船につかるだけ。40℃前後のぬるめのお湯に肩まで浸かり、深呼吸しながら10分。“体が芯から温まる感覚”がめぐりを一気に促し、脚のむくみが取れやすくなったといいます。
入浴による温熱作用で血流が改善すると、酸素や栄養が筋肉へ届きやすくなり、代謝が自然にアップ。自律神経も整うため、寝つきが良くなり、翌朝の疲れが軽くなる——こうした小さな積み重ねが、体重・むくみ・気分まで変えていきました。「毎朝の脚の軽さが全然違うんです。お菓子欲が減って、体が“ちゃんと巡ってる”感じがありました」とNさんは語ります。
