烏丸御池にほど近い「東急ステイ京都三条烏丸 別館はなれ」が館内を全面リニューアル。【HANARE by Tokyu Stay】と名称も改め2025年9月にリニューアルオープン。ラウンジでは無料の日本酒やソフトドリンクを用意するほか、全42室のゆったりとした客室には、洗濯乾燥機や電子レンジを備え、京都の中心・三条で暮らすように滞在できるホテルとして生まれ変わりました。
|ラウンジで楽しむ数々のサービス
「HANARE by Tokyu Stay」の大きな魅力のひとつが1階にあるラウンジ。京都らしい風情を感じられるスペースには、ドリンクサービスを用意。古都の雰囲気に身をゆだねながら、旅の余韻にひたることができます。

▲地下鉄「烏丸御池駅」より徒歩2分
ホテルがあるのは、江戸時代に貨幣などを鋳造する金座と銀座が設けられた両替町通。玄関横には新酒の完成と熟成を告げる杉玉が飾られ、「はなれ」の文字が暖簾の左右に はなれる和モダンなテイストです。

▲フリースペース「ラウンジはなれ」
1階には宿泊者専用のラウンジがあって、京の風情を感じられる上質な空間を用意。ゆったりとくつろぎながら、ソフトドリンクや日本酒を楽しむことができます。

▲ラウンジの窓際には小上がりも
窓には町屋などに見られる格子がはめ込まれ、昼間は柔らかな光が差し込んで、両替町通を行き交う人影や車が見られます。そんな窓際は畳が敷かれた小上がりになっていて、古都でのひと時を気ままに過ごすことができます。

▲京都の老舗「キンシ正宗」の利き酒体験
ラウンジの一角には杉玉が吊るされたディスペンサーが置かれ、天明元年(1781年)にホテルからほど近い亀屋町で創業(現在は伏見に移転)した「キンシ正宗」の日本酒や、「京都丹波ワイン」の赤や白、「土佐文旦果汁飲料」などのソフトドリンクを自由に楽しめます(13時から21時まで)。

▲好きなお猪口で <画像提供:HANARE by Tokyu Stay>
形や色が異なる清水焼のお猪口をそろえているので、好きなものを選びます。京都のお酒を京都の酒器で味わうのも格別な体験です。

▲地酒こそ旅の楽しみのひとつ
ラウンジには駄菓子も用意。この日は夕食前のアペリティフとして利き酒を楽しみました。

▲フリードリンクは6時から23時まで
エスプレッソやデカフェラテなど11種類のコーヒーやココアから選べます。「La Tradition」のコーヒー豆は深焙りのブレンドを使用。トロピカルジュースのシロップや、ミネラルウォーターと炭酸水のサーバーもあって、ドリンクを割って楽しめます。

▲客室の備品を販売
ロビーの一角にある「STAY SELECT BAR」には、客室に備えるReFaのシャワーヘッドやバスアメニティーなど質の高い日本製品が飾られていて、気に入ったものは購入も可能。棚の下の引き出しにはアメニティが並んでいて、必要なものを持参します。
|京都ならではのアクティビティも
デジタルと茶の湯を融合した没入型のデジタル茶室は新体験。貴族のたしなみとして古くから続く「調香」作りも、ホテルの近くで体験会を行っています。

▲デジタル茶室「茶幻 ~sagen~」 <画像提供:HANARE by Tokyu Stay>
茶道とデジタルテクノロジーを融合したイマーシブコンテンツは新体験。茶の湯の「味覚・嗅覚・触覚」に、音と映像の「聴覚・視覚」を合わせた五感体感ができる没入型アクティビティです。映像で茶道の歴史や作法を学びながら、実際にお茶を点てることも。茶の湯の奥深さや所作の美しさ、深い精神世界を手軽に垣間見ることができます。
デジタル茶室「茶幻 ~sagen~」 時間:16時から19時各回30 分 料金:無料体験実施中 人数:1グループ最大5名 ※フロントで事前予約

▲調香体験工房「mikou」
ホテルから徒歩4分ほどの「mikou」では、ゲストが数種類の香料を調合し、自分好みのお香を作ることができます。

▲材料を入れて混ぜます
寺院などで焚かれるビャクダンやレモングラスなど、好きな香料を4種類から選んで混ぜ合わせます。さらに京都をモチーフにしたmikouオリジナルのアロマオイル「陽だまりの平安」や「夕暮れの鴨川」など4種類から選び調合します。

▲練り合わせて作ったお香を線香押出機に詰めて絞り出します

▲ひと晩おいて乾燥させると完成です
なかなか体験できない調香体験。作るのも簡単で誰でも気軽に参加できます。悩むところは、どの香りを調合するか。京都の文化体験で素敵なお土産ができました。
mikou 住所:京都府京都市中京区西横町174-1 天進ビル2F 営業日時:11時から17時(事前予約制/定休日なし) 料金:¥3,500
