年齢を重ねるほど、自分に似合う定番アイテムがはっきりしてきて、毎年活躍する“相棒的な手持ち服”もあるはず。でも、久しぶりに着てみたら「なんだか違う…?」としっくりこない瞬間もありますよね?
アイテム自体はお気に入りなのに、どこか古い印象に見えてしまうのは、合わせ方や重ね方がアップデートされていないだけかも。そんなとき強い味方になってくれるのが、大人世代にこそ効く“レイヤード術”。そこで今回は、難しく見えて、実はすぐに実践でき、体型カバーまで叶えてくれる簡単レイヤード術を紹介します。
“ニットの肩掛け”で華やぎUP。物足りない朝の即席テク
時間がない朝、「コーデがなんとなく決まらない…」という日は、ニットを肩掛けするだけでOK。

袖をそのまま垂らせば抜け感を演出でき、巻けば立体感と華やかさがプラスされます。シャツやカットソーなど、襟元がシンプルな装いには特に効果的。同系色ニットを使えば、全体に奥行きが出て“頑張ってないのにおしゃれに見える”絶妙なバランスが完成します。忙しい日こそ、こうした簡単テクが頼れる味方に。
体型カバーも今っぽさも。大人にちょうど良い“レースのチラ見せ”
手持ち服の印象をほんの少し変えたいとき、レースアイテムを忍ばせるだけでぐっと品が増します。

今季はランジェリーライクなレースがトレンド。しかし大人世代は“盛りすぎ”に見えないよう、控えめなレイヤードがちょうど良いバランスです。ニットの裾からレースを少し覗かせるだけで、表情のある陰影が生まれ、シンプルなニット×デニムの組み合わせも今年らしいムードに。さらに、お腹や腰まわりを自然にカバーできるのも嬉しいポイント。着慣れた定番服こそ、こうした小さなひと手間で新鮮さが出ます。
