お出かけ前の朝、ふと気になった髪のパサつき。「以前はもう少しツヤがあった気がするのに…」そんな変化を感じ始めるのが大人世代の特徴です。実は、髪の“ツヤ不足”にはいくつかの共通する理由があります。そこで今回は、大人髪に起きやすい変化の正体と、今日から取り入れられる改善習慣を紹介します。
髪の内部が乾きやすくなるとツヤは一気に失われる
年齢を重ねると、髪の内部にある水分や脂質が少しずつ減り、乾燥しやすい状態になります。内部のうるおいが失われるとキューティクルがめくれやすくなり、光を均一に反射できなくなるため、ツヤが出にくくなります。

さらに、長年続けてきたカラーリングや紫外線ダメージの蓄積も、毛先のパサつきや広がりの原因に。毛先ほどスカスカとした質感になりやすいため、触ると“ざらつき”を感じることもあります。こうした「内部環境の変化が大人髪のツヤ低下につながっていく」のです。
乾かし方のクセが髪の老け見えを進めることも
忙しい日ほど、つい高温のドライヤーで一気に乾かしてしまうことがあります。しかし、熱を近距離で当て続けるとキューティクルが傷つき、髪表面がガサつきやすくなります。
「根元から乾かし始め、毛先は熱を弱めて仕上げる」のがポイント。最後に冷風を当てるだけで表面が整い、仕上がりのツヤが変わります。乾かし方を少し変えるだけで老け見えを防げるのは、大人世代こそ知っておきたいポイントです。
