気温がぐっと下がる12月は、保温性を優先するあまり“重く見える”“古いシルエットになる”など、無意識にNGコーデへ寄ってしまう時期。特に大人世代は、ちょっとしたバランスの崩れが年齢を強調してしまうこともあります。そこで今回は、「これはナシ!」と感じる【12月のNGコーデ】をピックアップ。理由とともに、大人がきれいに見えるポイントも紹介します。
重ねすぎ・重心下がりのコーデは一気に古く見える
厚手ニット×ボリュームコート×ロングスカートのように、重ね着のしすぎは体全体を大きく見せ、シルエットに“のっぺり感”が出やすい組み合わせ。色もダークトーンで揃えると重心が下がり、どれだけ素材が高くても“古い印象”が出てしまいます。
今っぽく見せたいなら、分量をひとつ削るのが正解。軽めのウールコートやハーフ丈アウターで上半身をコンパクトにし、縦のラインをつくるだけで印象が見違えます。明るいニュアンスカラーを1点入れるのも、大人の抜け感づくりにおすすめです。
スキニー×ショート丈ダウンは“時代遅れ感”が強まる
かつて冬の定番だったショート丈ダウン×スキニーは、今の空気感には少しミスマッチ。シルエットがタイトすぎて、全体のフォルムが細長く不自然に見えることがあります。また、足元をショートブーツにすると“数年前の冬コーデ”に逆戻り。
大人におすすめなのは、少しゆとりのあるストレートパンツやワイド寄りのスラックス。アウターも腰まわりをまっすぐ見せるハーフ〜ミドル丈を選ぶだけで、ぐっと今っぽくアップデートされます。
