気軽に着られるスウェットは、冬のワードローブで欠かせない存在。でも、形や素材の選び方を間違えると、どこか古く見えたり、全体が重たく感じられたりすることなってしまうのです。特に大人世代は、シルエットや質感の差がそのまま“若見え”と“おば見え”を分けるポイントに。そこで今回は、ありがちな「おば見えスウェットコーデ」を今日から使える更新のヒントとともに紹介します。
ゆるすぎるサイズ感が重心を下げてしまう
安心して着られる大きめシルエットは便利ですが、肩が落ちすぎたり、身幅が広すぎたりすると、体のラインがぼやけてしまい、大人世代にはやや難しく感じられることがあります。重心が下がると全体がもったり見えやすく、スウェットの“ラフさ”が強く出すぎてしまうのも気になるところ。
今っぽく見せるには、体が泳ぎすぎない“程よいゆとり”が鍵。短すぎず長すぎない丈感を選ぶと、自然に軽さが生まれて、スウェットが上品に見えます。
生地のくたびれは想像以上に印象を左右する
着慣れたスウェットは柔らかくて心地よいものですが、毛羽立ちや色のくすみが目立ってくると、清潔感が薄れ、顔まわりまで沈んで見えることがあります。特にグレーや無彩色は質感の粗さが出やすく、疲れた印象につながりやすいのが難点。
大人世代こそ“素材の新しさ”が見た目の鮮度を決める要素に。適度なハリのある生地や、表面がなめらかな質感のものを選ぶと、同じ色でも印象が大きく変わり、冬の重さを感じさせないすっきりした雰囲気に整えられます。
