大人世代にとって「モノトーン」は使いやすい配色ですが、40代以降は“黒の比率が多すぎる”と重たく見えやすくなります。そこで鍵になるのが、黒に明るいニュアンスカラーを少し足して、全体の印象を軽く整えること。今回は、配色のわずかな変化で上品にアカ抜けるコーデテクを紹介します。
黒だけでまとめると立体感がなくなりやすい
モノトーンの中でも黒の分量が大きい着こなしは、シルエットが引き締まる一方で“平面的”に見えやすいことがあります。

特にアウターからパンツまで黒が続くと光が入りにくく、上半身の重さが強調されがちに。モノトーンが“なんとなく野暮ったい”と感じるときは、この黒の比率が影響している場合も少なくありません。
明るいニュアンスをひとつ足すだけで抜け感が出る
軽やかに見せたいときは、上半身に明るいトーンをひとつ加えるのが効果的。

ライトグレーやアイボリー、エクリュなど柔らかな色が入るだけで光が差し込みやすくなり、表情まで明るく見えます。配色が少し変わるだけで質感が際立ち、同じ黒パンツでも都会的な印象へ。
